こんにちは。アクティブイングリッシュのフォックス咲子です。

 

つい数日前こんなことがありました。

私がお手伝いしているゲストハウスに、香港からのお客様

(若い男性二人)がチェックインしました。

 

夕方、具合が悪いので、今から行ける病院はあるか

聞かれました。日本語はできませんが、英語は話せる方でした。

 

もう夕方5時近く、どこの病院も閉まっていたので、近くの開いている

病院に電話をした時のやりとり。

 

「外国人の観光客ですが、熱があるので今から診てもらえますか。」

 

「え、外国人ですか。日本語できないんですよね?保険証ないんですよね?」

 

「私が付いて行きますので、言葉の問題はないです。

保険証はもちろんないので、全額お支払いします。」

 

「ちょっと待ってください。確認します」と言って保留にされました。

 

「確認」て、まだ受付時間終わってないのに、確認もなにも、と

思っていたら、「ちょっとうちでは。。。他をあたって下さい。すみませんねえ」

 

え?ていうか、やっぱり、っていうか。

 

「ちょっとうちでは(外人は、面倒なので、診たくないです)」という

行間だったんでしょうかね。私の読みすぎですかね??

 

日本政府は「外国人観光客を2020年までに200万人受け入れる」

という目標を掲げ、現時点で既に200万人を超えたため、

200万人改め400万人になっています。

 

これだけ来たら、そりゃ具合が悪くなる人も出るでしょう。

病院に行くことになる人も、いるでしょう。

 

あっちもこっちも、「おもてなし」とか言ってますが、

私には、自分が「もてなしたい」と思った時だけ「もてなす」

という感じがしてなりません。

「おもてなし」って、何か特別扱いしてあげる、という雰囲気が漂ってる

気がします。私はそこに、すごく違和感を感じます。

 

私が普段接する外国人の観光客は、いわゆる観光客向けに

「これを見せれば喜ぶだろう、外国人は」という部分ではなく、

平凡な日本人の日常を知りたがっています。

 

普通の食卓にはどんなおかずがのるのか。

年金制度はどうなっているのか。

学校の制度はどうなっているのか。

家はいくらぐらいで買えるのか。

税金は高い?

子供の部活動は?

などなど。

 

先日、通訳ガイドと旅行業界の交流会なるものがあり、

出席したらNHKに突然マイクを向けられ、「(増え続ける外国人

観光客の受け入れについて)どう思いますか」と聞かれました。

 

そこでやはり、私は正直に答えました。

 

「これが見たいだろう、これがやりたいだろう」と、こっちが

決め付けるのが「おもてなし」ではありません。

日本人の日常を知りたがっている人には、例えば地元の人しか

行かないようなお店に連れて行ってあげたいと思います。

 

と言ったら、放送されたときには

 

「地元の人しか行かないようなお店に連れて行ってあげたい」

 

の部分だけにカットされていました。

 

なんだか腑に落ちず。。。。

 

 

結局、香港のお兄ちゃん二人は、別の病院で診てもらいました。

 

先生も、看護師さんもとても親切で、きっとホッとしたでしょう。

人間、具合が悪いときが一番心細いですよね。

ましてや、言葉の通じない国で、処方された薬の名前も

読めないなんて、不安この上ないでしょう。

 

でも、これにはオチがあって、

私の通訳ガイドとしての力量を試された時でした。

その話は、また今度。

 

 

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

 

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