こちら、がっつりネタバレしております。
久しぶりに本を読みました。
来年映画でも公開される「神様のカルテ」の続編。
感情を煽る表現もないのに、大泣きしました。
しかも、作中には「エリテマトーデス」なんて見慣れた文字も。
「全身性エリテマトーデスは若年女性に多い膠原病のひとつだ。神経や腎臓に広がれば重篤な障害を起こす。」
(文中より)
結局、腎不全で亡くなったというエピソードが短いですが描かれています。
先に母が「変に不安をあおってはいけないから読ませられない」と言った意味がわかりました。
幸いにも今のところ私は神経にも腎臓にも広がっていません。
これから先どうなるかはわかりませんけれども、そういうこともある、という覚悟はできています。
あまり考えすぎても答えなんてどうせ出ないので、お気楽に過ごすようにしています。
閑話休題。
医者である前にひとりの人間である。
もっともなことですが、肝心な時に主治医と連絡がつかない、というのはどうかと。
主治医がいなくても他の先生がフォローしてくれるようならばいいですが、
そうでないなら患者としては不安が増すばかりですから。
私の場合でいうと、ミスターが休みでも同じ膠原病科にもうひとり先生がいるので何かあっても大丈夫。
入院中の回診も二人一緒に回るから情報も共有しているし。
安心です。
と、いろいろ考えさせられました。
映画はイチが櫻井翔くん、ハルが宮崎あおいちゃんが演じるそうで楽しみにしています。
ただクランクアップの様子を見たのですが、翔くんのヘアスタイル…orz
いえ、単に私の好みでないだけなんですけど。
でもきっと見ると思います。