【米国大学スカラーシップ協会】学部課程の留学と就職
近年、プログラム説明会参加者やプログラム参加者からの相談で、「留学後の就職」について聞かれることが多くなってきている。リーマンショック以降ではなく、その数年前からのことです。
かつてのバブル時代を経験した私のような1世代前の人間は、「とにかく頑張って勉強していれば、就職できないことはない」と思っていたが、時代は変わり、かつての山一や、今回のリーマンのような超一流で働く人ですら職を失う可能性があることで、不安を覚えるのは当然のことかも知れない。
昨年、留学生向けの就職フェアを行っている、DISCO Internationalやマイコミの担当者また、日産自動車の担当者などと話す機会があったので、単刀直入に留学生の就職状況について聞いてみました。
帰ってきた答えは、同じ。
「留学そのものが就職に有利に働くことはないが、留学することで就職にプラスにすることはできる」
留学することで、就職にプラスになることとは何か!?
それは、
英語力でも
専門性でもなかった。
学部課程を卒業したばかりの所謂「新卒」の採用に期待されていることとは!?
コミュニケーション能力
バイタリティー
熱意
ストレス耐性
自分で道を切り開いていく能力
情報収集力
問題解決能力
理解力
分析力
これらの能力が、英語よりも、専門性よりも期待されている。
当たり前と言えばあたりまえのこと。
最近説明会参加者の話を聞くと、
将来、国連で働きたいから、国際関係について学びたい
将来、NGOで働きたいから、環境学を学びたい
目標があり、大いに結構なのだが、
国連で働くために、大学の学部課程で国際関係を学ぶと有利になるのか!?
NGOで活動するためには、大学の学部課程で環境学を学ぶと有利になるのか!?
そんなことはない。
例えば、国連で働くには、大学院レベルの高い専門性が必要。
専門性だけあれば良いのかといえばそうではない。
人間としての中身、魅力ある人間になること。
様々な問題に対してどう解決していくのか、その問題解決能力はとても大事だ。
オルブライト元国務長官も
ヒラリークリントン現国務長官も
大学院で専門的なことを学ぶ前に、Welleslery Collegeという小規模リベラルアーツ大学で学んだ。
そこで幅広い教養と、
コミュニケーション能力
バイタリティー
熱意
ストレス耐性
自分で道を切り開いていく能力
情報収集力
問題解決能力
理解力
分析力
をしっかりと学んだ。
リベラルアーツ教育は、一見遠回りのようで、なかなか見向きをする日本人は少ないが、
企業が本当に求めている人材の教育は、実は、リベラルアーツ教育にあるのではないないかという気がしてなりません。
【米国大学スカラーシップ協会】留学生に奨学金を支給
アメリカの大学の多くは、留学生への資金援助(Financial Aid/Scholarship)を準備しています。
College Board International Student Handbook2009によれば
昨年の留学生用のFinancial Aidの額Top15は次の通り。
1. Harvard College $20,529,578
2. Mount Holyoke College $13,683,064
3. Princeton University $11,829,138
4. MIT $9,433,169
5.
$9,433,169
6.
$8,500,000
7. USC $6,960,996
8.
$6,873,468
9.
$6,508,740
10.
$6,506,525
11.
$6,284,280
12.
$6,012,763
13.
$6,001,200
14.
$5,602,891
15.
$5,522,437
以外にも6位に州立のWestern Michigan Universityがランクインしているが、
詳細を見ると、100人の学生に平均85,000ドル・・・
おそらく何かのミスと思われます。
授業料 16,806ドル
滞在費 11,039ドル
ですので、どう見てももらいすぎ。
桁を1つ間違えているような気がします・・・
基本的には私立の大学が卒業生からの寄付金や地元企業からの寄付金を奨学金として学生に支給している。
2006年のHarvard の寄付金は、28,915,706ドル。
出典 2007 National Association of College and University Business Officers 2006 NACUBO Endowmwnt Study
アメリカの大学が奨学金を出すというのは何も疑わしい話でも何でもない。
特に私立大学の場合は、特別な申請なしに、合格者には自動的に成績に応じて奨学金を出す大学もある。
問題は、4000以上もある大学からどうすれば自分に奨学金を支給する大学を探せるか。
膨大な時間を割いてホームぺージなどをリサーチして、可能性のありそうな出来るだけ複数の大学に申請をする。
TOEFLやSATの勉強が終わっていて、高校の成績が良い学生であればそんな手段を使うのも良いだろう。
通常のMerit-Baseの奨学金は、成績やSATのスコアがとても重視される。
日本の高校のように相対的な評価をする制度だと、どんなに賢い人でもなかなか5段階で4.5~4.75(4段階で3.5~3,75)取るのは難しい。Merit Baseの多額の奨学金を得るにはやはりこれくらいの成績を求められてしまう。
成績が悪いからと言って、Community Collegeに留学する人がいるが、安くなるのは授業料だけで、学生寮がなければ生活費は思いのほか高くつく。提示されている授業料もおそらく1学年24単位分の費用で、この授業料だけでは編入や卒業に必要な60~62単位の取得は2年半かかるか、Summer Sessionなどの授業料が加算される。
しかし、あきらめることはない。
米国大学スカラーシップ協会では、
予め大学側と交渉し、特別な奨学金支給額を決めて頂き、枠を確保しています。
従って成績に願書を送る前に、ある程度どれくらいの奨学金が出るかが分かる。
留学生の多い大学では、こんな交渉は当然ながら無理。
留学生が少なく、留学生用の奨学金枠を使い切れていない大学が多く参加している。
逆に言えば、大学には多くの寄付金が集まっている=卒業生や地元企業からの期待が高い地域。
即ち、留学生を大学に呼ぶことで、地元の人々も国際交流に参加できるという期待が高い。
UCLAの授業料は、
州民 8,000ドル
州外 28,000ドル
と留学生には高い金額が要求される。
州民にとっては大きなメリットだが、留学生に取って少なくとも金銭的なメリットはない。
物価の安い地域で、留学生の少ない地域の大学から多くの奨学金をもらって留学するという選択肢があることをもっと知っていただきたいと思います。
【米国大学スカラーシップ協会】留学費用について
College Boardが出している、Trends in College Pricing 2008を見ると
アメリカの大学の1学年の平均費用は、次の通りです。
◇州立大学
授業料&Fees 17,452ドル
寮費&食費 6,341ドル
教材費&文具費 1,077ドル
交通費 1,010ドル
雑費 1,906ドル
合計 29,193ドル
◇私立大学
授業料&Fees 25,143ドル
寮費&食費 8,989ドル
教材費&文具費 1,054ドル
交通費 807ドル
雑費 1,397ドル
合計 37,390ドル
◇人気のカリフォルニア州の場合は、
2年制オレンジコーストカレッジ $19,973ドル
*2学年で卒業するために必要な30単位で計算
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校 $26,242ドル
UCLA $45,743ドル
◇留学生に人気のある大学(費用は授業料、寮費、食費のみ)
南カリフォルニア大学 53,330ドル
ニューヨーク大学 49,190ドル
コロンビア大学 49,220ドル
ミシガン大学アナーバー校 42,511ドル
ハーバード大学 47,215ドル
ボストン大学 52,717ドル
*授業料は、26,000~37,000ドル
*生活費は、都心部は高く、10,000ドル以上
このようなリサーチ大学は、学部課程ではなく、大学院(2年間)への留学が多い。
しかし、日本人の場合は、学部課程が61.3%、大学院は20.2%と大学院への進学が多い。
上記のような大学院でMBAや専門を学ぶことで、キャリアを大きく変えることができるため自己投資と考えている様子。
しかし、学部課程への留学をした人が大学院に進まずに就職する場合、
何を企業の面接官は何を重視するだろうか?
もちろん、上記のような大学を卒業していれば面接官の目を引くかも知れない。
しかし、それだけで十分だろうか?
先日、キャリアフォーラムを主催しているDISCO Internationalの担当者に話を聞いたところ、
専門性よりも人間性という話をしてくれた。
企業は、専門知識をしっかりと身につけた即戦力を期待しているわけではなく、将来会社で使える人間かどうか、その要素を備えているかを見ているそうだ。
この100年に1度という不況の中、募集人数にこだわることはせずに、企業は優秀な人材だけを確保する傾向がこれまで以上に強くなることが予想される。
企業が求めているのは、こんな人間性を備えている人材のようだ。
そんな能力をどのようにつけて行くか。
それは高い費用を払って初めて得られるものだろうか?
私立の小規模、中規模のリベラルアーツ大学に、今、企業に求められている人材育成の場があると思います。
そんな私立の小規模、中規模の伝統ある優良大学が、留学生に多くの奨学金を支給しています。
授業料、寮費、食費の合計が、奨学金を獲得すれば、100万円以下になることもあります。
詳しくは、資料請求後、説明会にご参加ください。
資料請求は、
携帯:http://www.scholarship.jp/mb
WEB:http://www.scholarship.jp/