しばらくすると

ゆうも、徐々に状況になれ

普通に会話が出来るように

なっていた。

 

「ホンマに顔色悪いけど

   ・・・大丈夫?」A

「そうかな?そんなに?」

「だから無理するな!

   言うたやん!」H

「もう夫婦喧嘩かぃ!」J

「あ!おめでとう!」S

「ありがとうございます!

   まさかライブで言うとは・・・」

「ごめん!」H

「皆、はやとの奥さん誰!?

   って騒いでましたよ!」ゆう

「そうそう!姉御とか(笑)

   ゆうが嫁なんじゃない?

   とか言ってたし!(笑)」

「本当だよ!

   ビックリだよね!(笑)」ゆう

「あ!ごめん!電話や!」H

 

電話が来たと席を外した。

 

「大丈夫か?」A

 

他のメンバーと

ゆうが話してるのを見て

ありひとは、小さい声で

愛莉に話しかけた。

 

「うん」

「子供できたの聞いて

・・・嫉妬した」

 

愛莉は、苦笑いして

ありひとを見た。

 

「何それ(笑)」

(そんな事・・・言わないでよ)

「もう俺には届かん

   存在になったんやな!

   って思った」

(何言ってんだ・・・俺)

 

はやとが戻って来た。

 

「大丈夫?」

「うん!

   来週のサポート仕事の電話」H

「そっか!」

「で?予定日は?」A

「来年の325日・・・あれ?

  ありひとの誕生日やない?」H

「その日に産まれたら 

   おもろいな!

   一緒に誕生日

   お祝いして貰わんと!(笑)」A

 

愛莉は、はやとの言葉に

ビックリしていた。

 

「・・・同じだったら凄いね!」

(そっか・・・誕生日が予定日か

 ・・・忘れてたな・・・)

「あ!また電話や!」H

「忙しいんやね」A

 

はやとは、また席を外した。