そしてライブが終った。

 

皆は、はやとの話で

盛り上がっていた。

 

「誰だろ〜はやとの嫁!」佳代

「はやとの奥さん

   見てみたいね!」藍美

「どんなんやろ?

   癒し系やろ?」姉御

 

ゆうは小さい声で

会話に参加し始めた。

 

「ここにいますよぉ!」

「ちょ!ゆう!」

「何かこの会話面白!」ゆう

 

愛莉が、皆の様子を伺いながら

ドキドキしていると

藍美が話しかけてきた。

 

「ねぇ!愛莉ちゃん!

   はやとの奥さん

   見てみたいね!」藍美

「そっ!そうだね!」

(言えない・・・言えないよぉ)

「今日ライブに

   いたのかな?(笑)」佳代

「そんな感じの人いたかなぁ?」ゆう

 

はやとの嫁探しが始まった。

 

「ゆうちゃんじゃないよね?」藍美

「ウケる!何で?私?」ゆう

「ゆうちゃんは

   ありひとファンやし!

   あ!でも!はやとコスやから!

   もしかして?」姉御

「そんなわけないじゃん!(笑)

   私癒し系じゃないし!

   ね!愛莉!(笑)」ゆう

「・・・?・・・そうね!」

(私に振らないで!)

 

話の途中で藍美が

愛莉の顔を見て心配し始めた。

 

「愛莉ちゃん?大丈夫?」藍美

「ん?」

「顔色悪いけど!」藍美

「そう!

   今日、顔色悪いよなぁ!」姉御

「ちょっと仕事忙しくて!

   睡眠不足かな?(笑)

   そんなに顔色悪いかな?(笑)

   元気なんだけど・・・」

「フラフラしとるし」姉御

「そう?」

「この後どうする?」佳代

「私、明日も仕事忙しいから

今日は、帰るね!」

「ほなぁ!次のライブは!

元気で来てな!」姉御

「うん!」

「愛莉ちゃん、早く帰って

ゆっくり休んでね!」藍美

「(笑)うん!ありがとう」

「行く人は行こうか!」姉御

「私も用事あるから!

   愛莉と先に帰るね!」ゆう

「分かった!またね〜」佳代

「うん!じゃ〜愛莉帰ろ!」

「うん!皆またね!」

 

皆と別れ

ゆうと帰った。