3ヶ月後

 

はやとは、そんな事も知らず

次のライブも決まった。

 

ライブ2日前

 

愛莉は、体調が悪くなった。

 

「気持ち悪い・・・」

 

仕事が終わり横になっていると

はやとが来た。

 

「ちえ?」

「・・・」

 

返事がなく、愛莉を探していると

ソファーで寝ていた。

 

「疲れたんかな?

   珍しい・・・ちえ?大丈夫か?

   寝るならベッド行きな!」

「・・・はやと」

「ん?顔色悪いけど

   ・・・調子悪いんか?」

「何かフラフラして・・・

   ちょっと横になってたから大丈夫!」

「大丈夫やないやろ?」

「大丈夫!疲れたのかな(笑)

  今来たの?」

「うん」

 

起き上がり歩こうとしたが

立ちくらみがした。

 

「・・・わぁ」

(危な!)

「えぇから!横になってな!」

「ごめん」

「いつから調子悪いん?」

「何か23日前から・・・

   気持ち悪いし・・・」

 

はやとは、愛莉のおでこを触った。

 

「熱はないな・・・明日病院行こう」

「大丈夫!寝てれば」

「だめ!ライブ見にくるんやろ?」

「うん」

「明後日ライブなんやから!

   明日病院で見てもらおう!」

「分かった・・・」

「何か食べたいものある?」

「ん〜・・・ヨーグルトとかなら

   食べれるかな・・・」

「食欲もないんやんか!

   今買ってくるから!」

「ありがとう」