今日はシルヴィ・ギエムの公演を観てきた。
すごいもん見た。
名前くらいしか知らなくて、どうやらすごいバレエダンサーらしいということくらいしか知らなくて、初めてシルヴィ・ギエムを見た人が何人も「すごいもん見た」と感想述べてるくらいしか知らなかったんだけど、すごいもん見た。
ギエムの演目は3つ。
「ルナ」
冒頭、闇の中からうっすら浮かび上がった人影の時点ですでに存在感がある。
こんなふうに人のカラダは動くものなのか。脅威の可動域。あらゆる筋肉に意志がある。
「Two」で息を飲んだ。
ほんの半畳ほどのスペースを光の壁で囲っている。その狭い、まるで井戸の底のような高い塔に閉じ込められたような光の壁の中で、壁の光をつかみとりながら回す腕が、残像を作って孔雀の羽のように広がる。振り上げる足も残像で鮮やかに扇を広げた。これは、映像では見えないかもしれない。
最後までギエムはほんの1センチもジャンプしてないのに、垂直に上に、高く、塔のてっぺんまで飛び立っていくような気がした。
「ボレロ」
ボレロの増幅していくリズムの中心で舞うギエムがまるで古代の巫女のように見えた。
群舞の男たちが縄文式土器の炎の意匠のように取り囲み、その中心で力を増していく躍動が祈りのようにも見えた。
息を飲み、瞬きを忘れ、時間の経過を感じなかった。
すごいもん見た。
名前くらいしか知らなくて、どうやらすごいバレエダンサーらしいということくらいしか知らなくて、初めてシルヴィ・ギエムを見た人が何人も「すごいもん見た」と感想述べてるくらいしか知らなかったんだけど、すごいもん見た。
ギエムの演目は3つ。
「ルナ」
冒頭、闇の中からうっすら浮かび上がった人影の時点ですでに存在感がある。
こんなふうに人のカラダは動くものなのか。脅威の可動域。あらゆる筋肉に意志がある。
「Two」で息を飲んだ。
ほんの半畳ほどのスペースを光の壁で囲っている。その狭い、まるで井戸の底のような高い塔に閉じ込められたような光の壁の中で、壁の光をつかみとりながら回す腕が、残像を作って孔雀の羽のように広がる。振り上げる足も残像で鮮やかに扇を広げた。これは、映像では見えないかもしれない。
最後までギエムはほんの1センチもジャンプしてないのに、垂直に上に、高く、塔のてっぺんまで飛び立っていくような気がした。
「ボレロ」
ボレロの増幅していくリズムの中心で舞うギエムがまるで古代の巫女のように見えた。
群舞の男たちが縄文式土器の炎の意匠のように取り囲み、その中心で力を増していく躍動が祈りのようにも見えた。
息を飲み、瞬きを忘れ、時間の経過を感じなかった。


















