先日さらっと書いた
ローランドさんの本。
過去に自身が発し、
ピックアップされた名言の数々を
じぶんで解説していく、
というスタイルの本。
この人の魅力はなんていっても、
ポジティブなところ、なんだと思う。
ポジティブな人の周りでは
ポジティブな出来事や
幸せの連鎖が起こるし、
被害妄想的な自爆をすることもなくなる。
身に起こる全てのことは
視点を少し変えたり
本人の気の持ちようでいくらでも好転する、
とわたしは思う。
わたしも割と楽観的な性格をしているし
究極、他人から向けられた悪意なんて
気づかない方が幸せ、とまで思ってる。
ローランドさんの
ポジティブにはユーモアもあり、
裏には美を追求する努力もあり、
だからこそ高飛車なこと言ってても
ふふって笑えるし、
お客さまを幸せにできて、
ホスト界の帝王と呼ばれるまで
躍進できたんだろうと思った。
そして、人の良さ。
テレビで拝見していて、感じていた
「自信満々なのに憎めない」
あの独特の雰囲気は
根底にある人の良さからなんだと、
本を読み進めていくうちに思った。
言動、思考、立ち振る舞いに
人の内面は現れると思うけど、
読み終えて、
結果いい人にしか思えなかった。笑
また、この本の収益は、
全て寄付されるらしい。
半分はカンボジアに。
半分は発売日が3/11であることから
東日本大震災の復興に。
カンボジアに寄付をする理由は
「カンボジアに行った際に、
携帯の充電がない状況で
コーディネーターとはぐれてしまい
途方に暮れていたときに現地の方が
モバイルバッテリーを貸してくれたから」
ということ。
どんなに小さな恩も忘れない、
そしてその恩を大きく返そうとする姿勢が
また素晴らしいと思う。
普段、応援している作家のために本を買う、
というよりは、
自分の知りたい欲を満たすために本を買う
わたしにとって、
新書を買うことってあまりない。
「誰がどんな手でその本を
触ってるか分かんないじゃん」
ってのも分からなくもないんだけど、
そこまで潔癖でもないし
気になるなら読み終わったあと
手洗えばいいかな的な、、笑
発売直後で古本も出回ってないし、
正直、最近のテレビ出演ブームに乗った
タレント本なら買わなかったと思うけど、
全額寄付というのをを知って
迷わず買った。即買った。kindleで。笑
単なる知識欲、
好奇心を満たすために買った本が
慈善活動にもなる。
払った対価以上の気持ちを生みだす。
計算されてなのか計算してないのか
そんなところも
またファンを増やす要素で
応援したくなる部分なのかも。
そして、
コロナ渦で混沌としたご時世だけど
こういう人が
日本を明るくしていくんだと思う。
だらだらと書いたけど、
読み終わって、
前向きでHappyな気持ちになれる
オススメの1冊でした( ˙༥˙ )♡

