最近。思った。なんかすんごい恥ずかしいこというけどね。
「優しくなれる」わ。人間だれしも。うん。
ただし。条件がある。「最期」というキーワード。これが大切だ。
終わりが見えていると、人は穏やかになれる。逆を言えば「ど~でもよくなる」ということ。
小さいことなんて気にしない。まぁ。笑ってりゃいいじゃないってね。
本当に嫌なパートのおばちゃんだった。嫌みったらしく、ネチネチ愚痴をこぼす。
周りは未熟。私は完璧。こんなに頑張っている。なのに給与が同じ。腹立たしいってね。
いつも周りを見下す。
次第に周りは離れていった。愚痴り仲間も職場を去っていった。
一人残された熟練パート。退職を決意する。この先のアテはない。だけどいられない。
退職までの数日。カウントダウン。日に日に穏やかになっていく。
周りと仲良くおしゃべりもする。快く商品のイロハを説明してくれる。本当に勉強になる。
惜しい人材。そう思えてきた。
競争社会。比較社会。資本社会。これらが人の心を張り詰めさせる。勝たないとダメな世界。
そのリングから降りたら…人は人に戻れるようだ。
警察に勤めていた伯父は、めちゃくちゃ恐くてガンコものだった。何度も泣かされた。
定年したらいつもニコニコ。小型バイクでいつも旅をしている。ゆっくりゆっくり生きている。
夢が出来た。「本当に優しくなる」という。
若者の「優しい」は大嘘と気づく。若いうちはガツガツしてイライラしてりゃいいと思った。
ぢぃさんになるまで「優しさ」はお預けだ。



























