じゃぁまたねと


君はバスに乗り
後部座席まで駆け寄ってわたしに手を振る

小さくなっていくのは


置いてけぼりの私のほう

さよならを決めた
蜜柑色の夕暮れ
もうすぐ枕元の携帯電話が鳴る
ねぼすけの君が迎えに来た合図
また一緒に海へ行って
君と波を眺めて過ごす

蒸し暑くて、眩しくて、胸が熱い


わすれな草色の夏の空