フランスで一番短い川。
水が綺麗なので、上流ではクレソン栽培がされていました。
1194メートルの長さしかないそうです。
この村は、薔薇を庭に植えなければいけないという
条例のようなものがあり、
どのお宅も綺麗に手入れされ
必ず庭には薔薇が植えられています。
窓にかかっているレースのカーテンが薔薇柄だったり、
取っ手が薔薇型だったりと楽しい。
徹底して統一されています。
その結果、皆が観光で村を訪れるようになり、
更に綺麗になっているという感じでした。
透明で、美しい川。
回る水車。
週末の家という感じではなく、普通にお住まいの様子。
手前は、クレソン畑。
海が近いので、かもめが。
ノルマンディー地方の建築様式。
この縦ラインの柱にはなじみが有ります。
でも、よくよく見ると壁に描かれたもの。
本来は、もちろん木製の柱ですが、
そうもいかないこともある。
で、ペンキで描かれておりました。
お天気は良く、明るいですがまだ風は冷たく
薔薇が咲くには相当早い。
お散歩するには、丁度良い雰囲気で、
窓辺にかかるカーテン布が可愛かったり、
水仙や山吹、スミレを見たり、ぶらぶらと。
偶然お家から出て行く家人と、ご対面した場合は
お互いに自然に挨拶をする
そういうところでした。
帰国後、本屋で見つけた本。
2007年2月発行とあったので、
まだ出版されたばかり。
この本の中に、この村のお宅が出ていました。
へぇー・・・、情報って凄いなと思いました。
私が、パリで気に入ったお店、
サンジェルマン・デ・プレ教会の裏手にある雑貨屋さん
NORITAオーナーの週末ハウスも掲載されていて
またまたビックリ。
でも、ああ、こういうお家で過ごしているんだ~と
納得できる素敵なお宅でした。
皆、ああいうところでリフレッシュ出来るから
センスも良いのかな。
溜息ものでした。