悩みに悩んで、支払わずに更新料の最終日を終えました。
病院から連絡も来ないし私もしてなくて、
支払いがない=受精卵の破棄
の意思表示になるルールなのできっともう破棄されてるでしょう。
前は、50になるまで支払い続けていく!なんて思ってたんですけど。
元々は、
「無事に産まれても突然死しちゃったり他の病気で命を落としたりするかもしれない。もしそんなことがあったらまた体外受精したい。だから更新料は払っていく」
って考えがありました。
でも、1歳を超えて思ったんですよね。
万が一この子を失ったとして、体外受精するエネルギーなんて湧いてくると思う?…って。
もしまた体外受精したとして、無事産まれたとしてもきっと「この子はあの子じゃない」なんて残酷にも思ってしまうだろう…
そして、不妊治療に挑むあのエネルギーは本当に大きくて凄まじいパワー。
「子供が欲しい!」という願いの力は半端無い。
今の私には、あのパワーはもう出せない。
採卵はせず移植だけで済むのだけど、
妊娠〜出産までの過程をまたたどるパワー、ある?
今の子を抱えながら?
はっきり言って、ない。
妊娠中ずっと怖かったし、つわりもあったし。
今の子を育てながら乗り越えられる?
…うーん、難しい。
何とかなるなる・案ずるより産むが易しとはいうものの、私にはキャパオーバーだと思う…
そして、幸せな悩みもありました。
「2人目」。
まさか自分がそんなことで悩むとは思ってもみませんでした。
体外受精にチャレンジしたら、もしかしたら2人目を持てるかもしれない→どうする?
そんなことで迷うなど、なんて贅沢な悩みでしょう!
なんだか現実でないような気がして笑ってしまいました。
そんな悩みを与えてくれるほど、産まれてくれた子供はとっても良い子なんです。
だからこそ、2人目はやめた方がいいってなりました。
万が一うまくいって、障害を持った子が生まれてきたら?
…1人目の時は、もしそうでも私たち夫婦で支えていく!と強く思えましたが、今は違う。
将来この子に迷惑がかかる。
それは避けたい。
無事に出産までいけばいいけど長期入院になったらこの子はどうする?頼る身内ゼロだよ?
1人目であんなに精神的に大変だったのに2人とか面倒みれるのか?
肉体的にも、金銭的にも厳しいよ。
今の子ですらギリギリ。
スムーズにいっても中学卒業で定年になっちゃうし。
身内ゼロな分、兄弟姉妹を作ってあげた方がいいかも?とも思ったが
何より、自分らが兄弟姉妹でなんにも得してない・迷惑しかかけられてないので兄弟姉妹に良いイメージがまるでない。
それは私たち夫婦の育て方次第なんだろうけど…
更新料を支払う期限ギリギリまでそんな事をグルグル考え、悩み、話し合い、
「今の子に精一杯愛情注いで育てていこう」
という所に落ち着きました。
でも、
本当はチャレンジしてみたかった…
あらゆるリスクはわかっている。
でも、何とかなるんじゃない?
でも、でも、でも…の連続。
何でしょうかね、女のサガってやつなのかな…
実際に生まれた子がめちゃくちゃ可愛くて、どちらかと言うと育てやすい子の方なのも要因だと思います。
「産めるなら何人でも産んで育てたい」
って気持ちなんですよね。
産後辛かったことを忘れちゃったのか…
いや、はっきりと覚えてるんですけど…
自分と自分の愛する旦那の子供って本当に愛しくて可愛くて仕方がなく、何人でも欲しいと思ってしまいます。
「子供が欲しい」って自然に思うのと同じだと思う。そう思うことに理由はない。
欲しいものは欲しい、みたいな。
正直、色んな条件が許せば、
あと2人は欲しかったですね。
1人目を授かるまで10年かかった私、こんな贅沢な事を言うようになってしまいました。
そう思ってからは、2人目以降の妊婦さんや2人以上子供がいる人を見ると心底羨ましくなってしまいます。
1人いるのにね。
何言ってるんだか。
いつまで経っても隣の芝生は青いです。
そして、受精卵たちにも申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
お腹に戻してあげられなくてゴメンね、この世に生まれさせてあげなくてゴメンねって思ったら涙が出ました。
でも、
「あの卵たちはどれを戻してもきっと今の子になったんだ」
と、勝手に思うようにしました。
色んな思いがあって、更新料を払う期日当日まで悩んでいました。
結局最後まで
「よし、更新料を振込に行こう!」
と家を出る気にならなかった。
こんなんで良かったのかな…と、不妊治療を経て出産した友達に話したら
「それが決断なんだよ」
って言われて納得しました。
その子も、2人目は諦めて破棄を決めて病院に連絡した後に泣いたそうです。
本当の意味で、私の不妊治療は終わったんだなと感じてます。
頑張って良かった。
授かれて無事に産むことができて、
2人目が欲しかったなぁなどと悩むほどの良い子がいる。
今いるこの子を、大事に大事に育てて行こうと思います。