ふと、思い出したのですが
ワタシは前回の入院で
放射線治療と抗がん剤治療を行いましたが
抗がん剤で急性腎不全になってしまった為、
2回目にして中止
しばらく腎臓内科にお世話になりました
そして、食事が変わりました
副作用で熱が続き、ダルいし、食欲は全くなかったですが
塩 が支給されました
お粥にかけろって事でしょうか?
ミネラルを取れ?
その頃、カリウムの摂取を禁止され、生野菜やフルーツ、果汁100%ジュースすらNGだったのに
なぜ、塩…
きっと何かあるのでしょう
そして、毎日
10時と3時に配られる
おやつ…
日替わりで、クッキーやチョコレート、ゼリーだったり、お煎餅…
バラエティー豊かなおやつ
しかもどれも劇的にマズイ
何の為のおやつだったのか…
さっぱりわかりません
今は食事制限もなく
好きな物を好きなだけ食べれます
素晴らしい事ですね
今日はゆうべ飲んだ下剤のおかげで、トイレに行く度、頑張って出しています
例のごとく
ゆるいのに、出にくい
頑張って出すので、おしりとお腹の筋肉が痛いです
疲れました…
もう少し下剤増やして、下痢にしちゃった方が楽なのかな…
でも、漏らすのがコワイしなぁ…
(笑)
ここから追記です♪
このブログを読んでくれた知人がメールをくれました
とってもわかりやすかったので、許可を頂いて使わせてもらいました
う~ん、勉強になるぅ
長いしダルい話しなので、体調の良い時にでも読んで下さい。
腎機能が30%以下になる状態を腎不全と呼びますが、回復しない慢性腎不全と違い、急性腎不全は乏尿や無尿時期に適切な処置を行うと、もとに戻ることも可能です。
急性腎不全の特徴は数日で機能が急激に低下することで、異常が起こる部位により、次の3つの原因にわけることができます。
①腎前症・・・血圧低下や出血等の循環器系の異常
②腎性 ・・・通常、急性腎不全というと、腎性急性腎不全を指します。
③腎後 ・・・尿の排泄経路が、がんや手術過誤などにより障害を起こした腎不全です。
腎性の原因ですが、出血性のショックなどで腎動・静脈が閉塞したり、手術による虚血で起きる虚血性急性腎不全と、抗生剤・造影剤などの物質が体内に入ったり挫滅症候群(シオクロビンによる腎障害)によっておこる腎毒性急性腎不全があります。
急性腎不全は発症期・乏尿期・利尿期・回復期の順で経過します。
ここで治療食になりますが
1)カロリーを十分とる、2)蛋白質の制限、3)塩分制限、4)カリウム、リンの制限、5)適な水分量をとる
というのが基本になります。
(2)蛋白質の制限と(4)のリンの制限で、肉や魚の蛋白質や油脂といった高カロリーが制限されてしまうので(1)カロリーを十分にと言うところでオヤツが出たのだと思います。
ただ、お菓子を作った事のある人だとピンとくると思うのですが、砂糖と油脂を大量に使わないといわゆる「美味しい」お菓子を作れないので、様々な症状がある人の為の病院食では残念な事に美味しいお菓子は作れません。
炭水化物と少量の糖質のカロリー摂取の為と考えて下さい。
3)の塩分制限ですけど、大きい病院の場合個別に食事を作れないので、栄養計算して無塩に近い食事を作ってから、個別に必要量の塩分を付け足す、みたいなのがあるようですね。
ブログでカリウム制限なのに塩はなぜ?というのは、疾病によって違いますが、ある程度の塩分が無いと生理作用が低下してしまうからで、低塩分なのにカリウムを必要以上に摂ってしまうと、ぎりぎりの塩分まで排泄してしまうからです。
個別に塩が付いてたのは、その苦肉の策だと思います。
ミネラルという呼称は無機質の総称で、個別に働きが違います。
例)蛋白質→アミノ酸→コラーゲン等
前に食べ物ごときでうんぬんとメールをしましたが、健康体なら何でもないジャンクフードでも、弱っている時にはいきなり症状を悪化させるのも、また食べ物であったりするので、入院中は何とか我慢して下さい。
大きな病院の栄養士さんには申し訳ないけど、体調をよく話し合って、本人が美味しいと思えなければ、同じ内容の治療食でも結果が違うような気がします。
最後まで読んで下さって、ありがとうございます
ワタシは最後の言葉に感動
患者としては、食欲もない辛い治療の中、少しでも食事は美味しく頂きたいですもんね…
栄養士さんが心から同じ気持ちでいてくれたら、なんて心強いでしょう
やっぱり食事って…
とっても大切ですよね