こんにちは！あこです！
先週から風邪をひいていて、なかなか思うように治らず、
珍しくショールーム同行もキャンセルさせて頂き、
おとなしく家に居ます、、、
こんなに晴れて気持ちの良い日。
ショールーム、行きたかったなあ。
でも、行けなかったものは仕方ないから、、、
めげずに、私のストーリーを書きますｗ
また、お付き合い下さい⭐︎
前回の話はこちらから▷【第18話】コンプレックスとの格闘
大学で学ぶ建築は、規模が大きくて、私には距離が遠すぎて。
すごいなあ。とは思うし、こんな仕事が出来る人の事を心から尊敬するけれど、
こういう規模の大きな仕事は、自分事とは捉えられなかったんです。
研究室では、コンバージョンを学んでいて、
※コンバージョン＝用途変更を伴う既存建物の再生のこと。
論文のテーマだった、小学校の余裕教室を保育園に転用させることもコンバージョンなのだけど、
私がかなり小さい規模、自分が興味の持てる分野に絞っていて、
本来は、駅やビルや都市という、大きな視点での学びが中心。
就職を考えた時、
周りが不動産会社やディベロッパーをまわっていたので、
それにつられて回ってみたのですが、、、
なんかちがう。
自分なりに理由を考えた時に、
不動産やディベロッパーって、例えばマンションを作ったり、オフィスビルを建てるのですけど、
実際使う人は不特定多数なわけで、作っている時に、
「使う人の顔がはっきりしない」
んです。
その分、いろんな人の事を考えて作る難しさはあります。
私がそもそも建築業界に興味を持ったのって、
小学校の時に父がオーダーして作ってくれた机。
私のために机の取っ手を花柄にしてくれたのがすごく嬉しかった。
「誰かのために、何かを選んだり、作る仕事って素敵だな」
そんな風に考えていたのに、
その誰かの顔が見えないのは、やっぱり違和感でしかなかったんです。
「使う人の顔が見える仕事がしたい」
そう思いました。
もうひとつ、心の奥にあったけれど、
閉じ込めてしまったものがあります。
それは、
本当は、インテリアの仕事がしたい。
ということ。
父が作ってくれた机は、デザインは実は兄と一緒。
でも、取っ手が違う２つの机は、隣に並んでいても、全く違うものに見えました。
ちいさなパーツがひとつ違うだけで、印象が全然違うものになるんだって
そんな風に、私が興味を持ったのって、
建築の中でもインテリアだったんですよね。
大学で学ぶ建築が、とても規模が大きく、遠く離れて見えたと同時に、
あ～私は本当はインテリアの仕事がしたいんだって
思ったのです。
素敵な家具は、当時から沢山見に行きました。
大学在学中に、実は町田ひろ子インテリアアカデミーに通いたいなって思ったのだけど、
ダブルスクールなんて、お金も時間もない。
高い奨学金を借りて大学に入ってしまったし、
後戻りも出来ない。
インテリアのお仕事って、会社に入ったら、実務職並みのお給料なんです。
都内近郊で一人暮らしをしながら、奨学金を返していける仕事となると、
ちゃんとした総合職に就く必要がありました。
だから私は、インテリアの仕事は一旦諦めて、
「そこを使う人のことを考えながら出来る仕事」
って、建築の中でも範囲を絞って就職活動をすることにしました。
続く！
インテリアコーディネーター
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