ブラザー
アメリカ映画などを見ていると、親しい相手を「よう、きょうだい!」というセリフが出てくる。これはもちろん「仲間に対する砕けた呼称」を表している。
宇宙人が地球人のコンタクティを呼ぶときも「きょうだい」という言葉が使われる。
「キリストの教えの一番主要なところは,彼が万人を兄弟と認めた点である。彼はいかなる人の中にも自分の兄弟を認めた。姉妹を認めた。したがって,彼は万人を,よしんば相手がだれであろうとも,どのような人物であろうとも,平等無差別に愛しいつくしんだ。」(トルストイ著『人生の道』、原久一郎訳)
キリスト・レベルになると、生々しい神秘体験によって、疑う余地のない「私はあなた、あなたは私」の境地に達する。
実際、「創造主」のもとで人類(他の銀河、惑星を含めて宇宙の全人類、全生物)は「きょうだい」なのである。
これが秘密結社フリーメーソンのスローガン「自由、平等、博愛」の真の意味に他ならず、 フランス革命時に誕生した三色旗トリコロールに表されている。
動物でさえ仲間をいつくしみ、助けようとする。だが人間はどうであろうか?
2022年2月24日にウクライナ戦争が始まって、およそ1年半たつが、ロシアとウクライナは兄弟国家のようなもの。いわば大阪と東京のようなもの。そんな住人があらゆる近代兵器を使って殺し合いをする…。想像しがたい話だが、これが醜い現実なのである。
コスモポリタン、地球市民として各国がお互いの利益と幸福のために助け合えば、この世は地上天国になるのであるが…。まだまだ、この惑星は時間がかかるであろう。
ネット中傷、ビジハラ、モラハラ、いじめ、虐待などの言葉が横行し、相手を苦しめることに快感を覚える?一部の人がいるようだが、当然のことながら遅かれ早かれその報いを受け、そのカルマから誰一人逃げることはできない。
宇宙法則、「法」とは恐ろしいものだが、賢人はそれをうまく活用することができ、愚人は無知のためカルマの狼に飲み込まれることになる