比べる私は何をやらせてもまあまあな人間だった。すごく上手いわけでもなければすごく下手なわけでもない。私はひとりっ子だったので母は私を仲のいい近所の人や私の友人と比べるようになった。もちろん貶される。すごく上手くできる誰かと比べてはダメ出しされた。褒めてほしかった。誰とも比べずに。これは小学生の頃からだったが、その頃は他の家庭がわからずそれが普通だと思っていたし、本当に自分ができないんだと思っていた。