気温が30℃以上の日が続いてます。
これからドンドンと暑くなると思います。
来月行われる“相模野の合宿”もお盆真っ最中で、暑いと予想されます。
暑いと“熱中症”になりやすいです。
では良く聞く“熱中症”とはどんな病気なんだろう・・・?
分かっていそうで、詳しく知らない方が結構いるのではないでしょうか・・・?!
私もその一人です。
そこで熱中症講座です。
熱中症とは、
「高温環境による体内水分の喪失、電解質バランスの崩れ、体温調節の不良によって引き起こされる、体の不調な状態のこと」
です。
原因は、
1.高い気温や湿度、強い日差しやアスファルトの照り返しにより、体の外に熱を発散しづらく、体内に熱が溜まる。
2.高温下で運動や激しい動きより体内に熱が溜まる。
十分な水分補給をしないで激しい運動を行うと、脱水状態を起こして汗が出なくなり、体温の調節がうまくできなくなる。
症状は、
1.(Ⅰ度) 大量の発汗、めまいや立ちくらみ、筋肉痛
2.(Ⅱ度) 頭痛、吐き気や嘔吐
3.(Ⅲ度) 意識障害、けいれん、手足の運動障害
予防法は、
1.直射日光を避ける
2.こまめに水分を補給する
3.普段から運動習慣をつける
4.体温調節ができる服装を選ぶ
5.急に暑くなったときには運動を控える
合宿では、1、5は無理ですね。
では対処法です。
1.(Ⅰ度) 涼しい場所で、水分を補給する
熱中症で具合が悪くなったら、とにかく体温を下げることが大切。
風通しの良い日陰やクーラーが効いている室内などへ移動し、すぐに体を冷やす。氷や冷たいおしぼりなどで脇の下や足のつけ根、首を冷やす。また冷たい水やお茶、スポーツドリンクを飲んで脱水状態と塩分バランスの改善も必要。
2.(Ⅱ~Ⅲ度) 病院で診察を受ける
激しい頭痛、吐き気、体のだるさ、体に力が入らないといった症状であれば、内科で診察を受ける。
また、自力で水分の摂取ができないときや、呼びかけに対する反応がおかしかったり、けいれんを起こしたりしているような場合は、すぐに医療機関へ搬送することが必要。また、救急隊が到着するまで、できるだけ体の冷却を行う。
昨年も1名居ました。Ⅱ~Ⅲの症状に良く似ていました。
幸いお医者さんに連れて行き、問題はありませんでした。
昔は、「気合、根性」の世界で、飲み物も飲めず練習をしていましたが、現在は地球の環境の変化、食生活の変化もあり、小まめに水分補給をしないと“熱中症”になってしまいます。
合宿で各学年の面倒を見ているコーチおよび総合コーチであるN総裁、毎年気を付けていることですが、何かあってからでは遅いので、十分な気配りの徹底をお願いします。そして合宿を楽しいものにして行きましょう。
合宿まであと○○日です。
ワクワク!しますね。