こんにちは。

AC です。


今日は冬至。
今年も、 東京・西早稲田にある「穴八幡宮(あなはちまんぐう)」に行ってきました。

「一陽来復守り」(穴八幡宮)

「穴八幡宮」では、「冬至」から「節分」までの間、「一陽来復御守」を授与しています。

「一陽来復」は、「陰極まって一陽を生ずる」「よくない事の続いた後に、良い事がめぐって来る」と言う意味の言葉です。

一年で一番昼の長さが短い「冬至」の日を境に、日が一日一日と長くなっていくことを、中国の「易経」の言葉で「一陽来復(いちようらいふく)」と言います。

穴八幡宮(遠景)

2017年12月22日(金)、11時頃、地下鉄早稲田駅に到着。

「冬至」から「節分」までの約1ヶ月半の期間だけ授与される「一陽来復御守」を授けていただける日の初日ということで、「穴八幡宮」周辺はたくさんの人で賑わっていました。

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『穴八幡宮』

〒162-0051 東京都新宿区西早稲田2-1-11
地下鉄東西線早稲田駅より徒歩3分

「穴八幡宮」で授かった「一陽来復御守」を、定められた恵方に向けて、冬至、大晦日、節分のいずれかの深夜零時にお祀りすると、お金繰り(金銀融通)が良くなるということで、商売繁盛・金運上昇のお守りとしても大変人気があります。
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穴八幡宮(入口案内看板)

「御守り」を授与していただくため、列に並びました。

穴八幡宮(列)

折り返しの列ですが、ゆっくり、でも順調に進んで15分程で授与所にたどり着きました。

「冬至」が平日だったので、例年よりすいていてラッキーみたいです。

一陽来福守り(授与所)

いただいた「一陽来復御守」は筒状の珍しい形をした御守りです。

なぜ、こんな形なんでしょうか?

この形は、「一からスタートして丸く回ってまた一に戻る」という意味があるそうです。

「一」の字がすごく太くて大きいのは、
「スタート」であり「ゴール」だからなんでしょうか(^_^;)

また、この御守りは、「金銀融通」の御守としてもすごく人気があります。

「穴八幡宮」に伝わる「福の神(打出小槌)」のご利益があって、お金に恵まれ幸せになれるからなんだそうです。

そしてその秘密が、御守りの筒状の「形」の中に隠れています。

あの筒状の御守りの中には、

「金柑(キンカン)」と「銀杏(ギンナン)」の実が一粒ずつ入っているそうです。

両方とも「ん」が2つ、「運」がつくという語呂もよく、おまけに「金」「銀」なんです(^з^)-☆

平べったい御守りにはできない訳があったんですね!

古くから「冬至」には、金柑と銀杏に加えて、柚子がお供えされてきたそうなんですが、

「金柑+銀杏+柚子=金銀融通」

という語呂合わせに納得してしまいます。

「一陽来復御守」説明書
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「一陽来復御守」は、貼る方角が厳密に決まっていたり、お祀りする日時も決まっていたりするので、御守りと一緒に上のような「説明書」をいただけます。

本日(2017年12月22日)頂いたものには、つぎのように書かれています。

〇御守する日時
冬至、大晦日、節分、この三日のうちの都合のよろしい日の夜中の十二時

〇御祭りする場所、方角
下の図にあるよう、来年の明きの方(恵方)巳午(真南から少し東よりの方角) の方にむけ、反対側(北側)の柱か壁の成るべく高い所に御祭り下さい。(御守の裏にのりをつけてはがれない様しっかりと貼って下さい)

〇一旦御祭りになった御守は一年間動かさないで下さい。(もし移転等やむを得ない場合はとりはずして神棚に納められるか、または神社の方へお納め下さい)

〇御祭りする日は、冬至、大晦日、節分、の三日だけですが、お守りは、冬至から節分迄は毎日差出しておりますから、都合の良い日にお受け下さい。

〇この御守は江戸時代の元禄年間から行われた穴八幡宮だけに傅來する長い傅統のある特別の御守であります。近年附近の社寺等で類似のお守を出して居る様ですが、当社とはまったく関係ありません。ご参拝の方は間違えのない様穴八幡宮の御社殿でお受け下さい。(頒布時間、冬至~大晦日は朝八時~夜七時、正月~節分は朝九時~夕五時)


お守りを授かり、本殿にお参りします。

「今年一年、お見守りいただきありがとうございました。新しい年も精一杯頑張りますので、お見守りください。」

今年、出会えた人たち、このブログを見にきてくださる皆さんの分も合わせて、願いを込めてお参りいたしました。

穴八幡宮(本殿)



ドラマはいつでも、ハッピーエンド。

「逢えて、よかった\(^-^)/」


それでは、また次回♪