こんにちは。

AC です。



非常に強い「台風16号」が日本列島に近づく中、

東京ドームに帰ってきた「BABYMETAL」

世界ツアーの凱旋として、大きな風が吹き抜けました。

東京ドーム正面
(photo by : Taku Fujii / MIYAAKI Shingo)

BABYMETAL看板


BABYMETAL東京ドーム公演は、当初、9月19日のワンDayでの開催予定でしたが、翌20日に追加公演発表され、2Daysでの開催となったものです。

2日間にわたる東京ドーム公演は、現在開催中のワールドツアー「BABYMETAL WORLD TOUR 2016」のツアーファイナルとして、両日合わせて11万人を動員しまし、BABYMETAL史上最大規模のワンマンライブとなりました。

ですが、BABYMETALのステージは、MCなし、アンコールなしの、徹底した「シナリオ型パフォーマンス」で支持されてきただけに、決して多くないレパートリーを2日間に分けてしまうなど、フルパワーを出しきれない消化不良のステージと感じたファンも少なくなかったようです。

プロデュースサイドの失敗が、いささか残念な感を残す公演ともなってしまいました。

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BABYMETAL WORLD TOUR 2016
TOUR FINAL AT TOKYO DOME LEGEND
- METAL RESISTANCE -
- RED NIGHT & BLACK NIGHT-

RED NIGHT :2016年9月19日(月・祝) 18時開演
BLACK NIGHT:2016年9月20日(火) 19時開演

会場:東京ドーム

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BABYMETALポスター

【セットリスト】

初日の「RED NIGHT」は2ndアルバム『METAL RESISTANCE』(2016年4月発売) を中心に全13曲、2日目の「BLACK NIGHT」は1stアルバム『BABYMETAL』(2014年2月発売)を中心に全12曲のセットリストが組まれました。

2016年9月19日(月・祝) -RED NIGHT-

01:Road of Resistance
02:ヤバッ!
03:いいね!
04:シンコペーション
05:Amore - 蒼星 -
06:GJ!
07:悪夢の輪舞曲
《紙芝居》
08:4の歌
《神バンドソロ》
09:Catch me if you can
10:ギミチョコ !!
11:KARATE
《紙芝居》
12:Tales of The Destinies (初披露)
《コルセットが光る》
13:THE ONE
-終演-

2016年9月19日(火) -BLACK NIGHT-

01:BABYMETAL DEATH
02.:あわだまフィーバー
03.:ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト 
04.:META!メタ太郎
05.:Sis. Anger
《神バンドソロ》
06.:紅月-アカツキ-
07. おねだり大作戦
《紙芝居》
08.:NO RAIN, NO RAINBOW
09.:ド・キ・ド・キ☆モーニング
10.:メギツネ
11.:ヘドバンギャー!!
12.:イジメ、ダメ、ゼッタイ
-終演-



さて、初日、雨の中、入場整理が十分でなかったせいもあり、東京ドームの各入場ゲートに向かうファンは大混乱となっていました。

ようやく、たどり着いた30番ゲート。

転売防止なのでしょうか、チケットには座席が表記されておらず、入場ゲートで座席が指定される仕組みになっていました。

入って見ると、バルコニー席、いわゆるVIPシートでした。なんと、コンシェルジェの女性が席まで案内してくれました(^-^)/

バルコニー席は、1階スタンド席と2階スタンド席の中間にあって、個室の「貴賓席」と4席5列の「VIPシート」があります。

バルコニー席シート

︎座席の手前には、テーブルと椅子が並んだロビーのようなスペースがあって、ゆったりした雰囲気になります。

バルコニー席専用のトイレもあって快適ですし、専用のグッズ売場もありました。

︎椅子は普通のスタンド席とは違ってふかふか、横の幅も広いように思います。こんな東京ドームは初めてです。

実は当日、体調に不安を抱えていた私は、思わぬVIP席の待遇に本当に助けられました(^_^;)

バルコニー席ラウンジ

天井が低くて閉塞感があり、周囲の観客数が少ないので、観客としての一体感な欠けるかもしらませんが、ライブ空間全体を客観的に観ることができました。


それでは、当日のライブの様子を覗いてみましょう。

東京ドームステージ全景
(photo by : Taku Fujii / MIYAAKI Shingo)

初日はアルバムのアートワーク同様、黒と金の衣装をまとった3人が、ドームの中心に設置されたセンターステージ上空にそびえ立つ「天空ステージ」から大きな旗を掲げて登場。“史上最大の決戦”は「Road of Resistance」で幕を開けました。

ラストの「THE ONE -English ver.-」では、観客が首に装着したクリスタルのコルセットが白く光りましたが、演出としては中途半端な感は否めませんでした。

東京ドームステージアップ
(photo by : Taku Fujii / MIYAAKI Shingo)

2日目は、トレードマークの黒と赤の衣装を着用したメンバーは、センターステージからスタンドまで伸びる3本の棺型の花道の先端から登場し、「BABYMETAL DEATH」からスタート。

ラストは活動初期からの楽曲「メギツネ」「ヘドバンギャー!!」でたたみかけ、代表曲「イジメ、ダメ、ゼッタイ」で締めくくり。イントロが始まると、観客のコルセットが“紅”に光ったそうです。初日は、"白"く光っただけなのに……。

3人は満面の笑みで花道を歩きながら「We are!」「BABYMETAL!」のコール&レスポンスを楽しみ、最後は天空ステージ上の巨大な銅鑼をSU-METALが打ち鳴らしてワールドツアーを完結させたそうです。

初日は、"明日に続く"で終わってしまい、完全な消化不良。極めて残念な構成となってしまいました。

でも最後は、バルコニー席ならではのこと、︎規制退場に関係なく終演後すぐに退場できました。


ライブビューイング告知
(photo by : Taku Fujii / MIYAAKI Shingo)

なお、2日目の最後に、東京ドーム2公演を“一挙見”できるライブビューイングイベントの開催が告知されました。

一夜限りのディレクターズカット版で、10月5日に東京・Zepp Tokyo、Zepp DiverCity、愛知・Zepp Nagoya、大阪・Zepp Namba、北海道・Zepp Sapporoの5ヶ所で上映されるんだそうです。

半分に分断されパワーダウンしてしまった実際のライブよりも、パフォーマンスそのものは、“一挙見”のライブビューイングの方が見応えがあるかもしれません(^-^)/



ドラマはいつでも、ハッピーエンド。

「逢えて、よかった\(^_^)/」


それでは、また次回♪