こんにちは。
入院中の AC です。
今日も痛みと一緒、病院の夜は長~いのです。
さて、一昨日、手術を終えました。
無事に胆嚢を摘出し、快方に向かっております。
ご心配いただきました皆様、誠にありがとうございました。
今回の手術は、
「入院診療計画書」の段階では、
手術名:腹腔鏡下胆嚢摘出術
となっておりましたが、実際には開腹手術になりました。
現在、胆嚢の手術方法は2種類
「開腹手術」と「腹腔鏡(下)手術」
開腹手術は、お腹を開いて直接摘出する手術。

腹腔鏡(下)手術は、腹部に腹腔鏡というカメラを挿入し、テレビモニターに映した画像を確認しながら胆のうを摘出する手術です。

かつては開腹手術が主流でしたが、現在では腹腔鏡(下)手術が主流になっています。
それは、腹腔鏡(下)手術の方が、創(きず)が小さく、回復の時間も短いからなんだそうです。
日本では1990年に初めて「腹腔鏡下胆嚢摘出術」が実施されて以来、急速に普及したそうです。
しかし、内蔵の状況が悪い場合、直接目視しながら十分に手術できるため、開腹手術が適しているそうなんですね。
そんなことを、スマホで調べつつ、手術当日を迎えました。
2016年 9月12日(月)
手術開始予定時間11:30
04:30 腹部と背中の痛みが酷く、痛み止めを点滴
06:00 ー飲水中断ー
09:10 寝巻きを、手術用の長いものに着替える
09:30 執刀する先生が来室して状況説明してくださる。
「やはり炎症が激しいので、傷口が大きくなったりしてしまうかもしれませんが、しっかりやりますのでよろしくお願いします。ご家族にもよろしく。」
09:40 家族が手術立ち合いのため来院
10:00 担当ナースから手術着着用の説明
10:50 手術着着用(T字帯、弾性ストッキング)
※T字帯は、粗末なふんどし
※弾性ストッキングは、血栓予防のための白いストッキング
11:50 予定より少し遅れて手術開始
担当ナースついて、歩いて手術室へ。
家族は、家族待機室で待機。
手術室の大きな扉が開くと、担当ナースから手術室ナース2名に引き継ぎ。手術に参加するナースはレベルが高そうです。
さらに頑丈な大きな扉がが開くと、広い手術スペースが現れました。
執刀担当医と院長(外科)に挨拶して、手術室へ。
最初は麻酔医の先生が丁寧に案内してくれました。
事前に、麻酔医の先生がベッド脇にいらして麻酔の内容を説明していただいていました。
麻酔医の先生はお二人いらしたのですが、表情も柔らかくとても安心できました。
「痛み止めを背中から注入できるよう、まず背骨の間に埋め込みます」
「全身麻酔をかけます。少しもやもやしてきたと思います」
執刀担当の先生も一緒に、私の身体を手術する位置に移動させるのが見えます。
手術室のナースが慣れた感じで何か会話しているなと思った瞬間から私の意識はなくなっていました。
後で聞いたはなしですが、
腹腔鏡でお腹の中を覗いた時、あまりにも酷い状態なのを確認し、すぐに開腹手術に切り替えたそうです。
状態が悪い場合、腹腔鏡でモニター越の作業では、十分な作業をやりきれないことが多く、悪い部分をお腹の中から十分に取り除けないことも多いそうです。
開腹すれば、直接、執刀医の目で見ながら十分な処置をできるであろうことはよく理解できることです。
14:10 手術終了(手術時間2時間20分)
家族が呼ばれ、摘出した胆嚢を見せてくれました。その時、家族が撮った写真も見ましたが、とても疲弊して悲鳴をあげているように見えました。
「60年間、大事な役割を果たしてくれて、ご苦労様でした」
そう素直に感じた私でした。
私の意識が戻ってきたのは、手術室から病室にベッドで運ばれる途中からでした。
病室にあったベッドを病室まで運び、それに乗せられて帰ってきたんですね。
14:30 病室に戻る
16:00 痛みが酷いので、痛み止めの点滴を入れてもらう
18:00 執刀担当医の先生がベッド脇で、手術経過の説明をしてくれました。
事前から、炎症が強く、お腹と背中の痛みが酷かったため、痛み止めの点滴を必要にしていた私ですが、その痛みは胆嚢を摘出した後も続いています。
いわゆる「胆石」の場合、石が移動して痛みが発症しているだけなので、摘出したら嘘のように痛みが消えると話すナースがたくさんいました。
今、痛いのは、開腹手術の創(きず)の痛みだけだと思い込むナースもたくさんいました。
このようなナースの仕事でも、「思い込み」というのは仕事のレベルを大きく下げてしまいます。
患者の様子を直視できず、患者が訴えている病状をも聴く耳を持たなくなってしまうからです。
私の病状を最も的確に把握しているのは、担当医と患者自身なのです。
最も多くのデータを見ていますし、それを踏まえて、担当医と患者は情報を共有しているからです。
翌朝、痛み止めを入れる必要があると判断した私は、ナースに要請したのですが、そんなに痛いはずはないという無用な思い込みにより、使用が2時間半遅れました。
この間、私は痛みに堪えなければならなかったわけですから、術後の患者の身体にいいわけないです。
手術から二日目、できるだけ足を使って動いた方が早く回復するという担当医の話にしたがって、談話室のテーブルに座り、このブログを書いています。
「ACさん、病室に戻っていてください。お腹のガーゼを交換します」とナースから言われたので、病室に戻ります。
談話室まで歩いてくる時、開腹創が引っ張られるのか、かなり痛かったのですが、痛みが小さくなっているみたい(^_^)
なんとしても、9月18日(日)までに退院しないと……。
9月19日(月・祝)には、BABYMETALの東京ドーム公演です。
歴史的な瞬間を目撃して、たくさんの方にその意味を伝えたいからです。
ドラマはいつでも、ハッピーエンド。
「逢えて、よかった\(^_^)/」
それでは、また次回♪
入院中の AC です。
今日も痛みと一緒、病院の夜は長~いのです。
さて、一昨日、手術を終えました。
無事に胆嚢を摘出し、快方に向かっております。
ご心配いただきました皆様、誠にありがとうございました。
今回の手術は、
「入院診療計画書」の段階では、
手術名:腹腔鏡下胆嚢摘出術
となっておりましたが、実際には開腹手術になりました。
現在、胆嚢の手術方法は2種類
「開腹手術」と「腹腔鏡(下)手術」
開腹手術は、お腹を開いて直接摘出する手術。

腹腔鏡(下)手術は、腹部に腹腔鏡というカメラを挿入し、テレビモニターに映した画像を確認しながら胆のうを摘出する手術です。

かつては開腹手術が主流でしたが、現在では腹腔鏡(下)手術が主流になっています。
それは、腹腔鏡(下)手術の方が、創(きず)が小さく、回復の時間も短いからなんだそうです。
日本では1990年に初めて「腹腔鏡下胆嚢摘出術」が実施されて以来、急速に普及したそうです。
しかし、内蔵の状況が悪い場合、直接目視しながら十分に手術できるため、開腹手術が適しているそうなんですね。
そんなことを、スマホで調べつつ、手術当日を迎えました。
2016年 9月12日(月)
手術開始予定時間11:30
04:30 腹部と背中の痛みが酷く、痛み止めを点滴
06:00 ー飲水中断ー
09:10 寝巻きを、手術用の長いものに着替える
09:30 執刀する先生が来室して状況説明してくださる。
「やはり炎症が激しいので、傷口が大きくなったりしてしまうかもしれませんが、しっかりやりますのでよろしくお願いします。ご家族にもよろしく。」
09:40 家族が手術立ち合いのため来院
10:00 担当ナースから手術着着用の説明
10:50 手術着着用(T字帯、弾性ストッキング)
※T字帯は、粗末なふんどし
※弾性ストッキングは、血栓予防のための白いストッキング
11:50 予定より少し遅れて手術開始
担当ナースついて、歩いて手術室へ。
家族は、家族待機室で待機。
手術室の大きな扉が開くと、担当ナースから手術室ナース2名に引き継ぎ。手術に参加するナースはレベルが高そうです。
さらに頑丈な大きな扉がが開くと、広い手術スペースが現れました。
執刀担当医と院長(外科)に挨拶して、手術室へ。
最初は麻酔医の先生が丁寧に案内してくれました。
事前に、麻酔医の先生がベッド脇にいらして麻酔の内容を説明していただいていました。
麻酔医の先生はお二人いらしたのですが、表情も柔らかくとても安心できました。
「痛み止めを背中から注入できるよう、まず背骨の間に埋め込みます」
「全身麻酔をかけます。少しもやもやしてきたと思います」
執刀担当の先生も一緒に、私の身体を手術する位置に移動させるのが見えます。
手術室のナースが慣れた感じで何か会話しているなと思った瞬間から私の意識はなくなっていました。
後で聞いたはなしですが、
腹腔鏡でお腹の中を覗いた時、あまりにも酷い状態なのを確認し、すぐに開腹手術に切り替えたそうです。
状態が悪い場合、腹腔鏡でモニター越の作業では、十分な作業をやりきれないことが多く、悪い部分をお腹の中から十分に取り除けないことも多いそうです。
開腹すれば、直接、執刀医の目で見ながら十分な処置をできるであろうことはよく理解できることです。
14:10 手術終了(手術時間2時間20分)
家族が呼ばれ、摘出した胆嚢を見せてくれました。その時、家族が撮った写真も見ましたが、とても疲弊して悲鳴をあげているように見えました。
「60年間、大事な役割を果たしてくれて、ご苦労様でした」
そう素直に感じた私でした。
私の意識が戻ってきたのは、手術室から病室にベッドで運ばれる途中からでした。
病室にあったベッドを病室まで運び、それに乗せられて帰ってきたんですね。
14:30 病室に戻る
16:00 痛みが酷いので、痛み止めの点滴を入れてもらう
18:00 執刀担当医の先生がベッド脇で、手術経過の説明をしてくれました。
事前から、炎症が強く、お腹と背中の痛みが酷かったため、痛み止めの点滴を必要にしていた私ですが、その痛みは胆嚢を摘出した後も続いています。
いわゆる「胆石」の場合、石が移動して痛みが発症しているだけなので、摘出したら嘘のように痛みが消えると話すナースがたくさんいました。
今、痛いのは、開腹手術の創(きず)の痛みだけだと思い込むナースもたくさんいました。
このようなナースの仕事でも、「思い込み」というのは仕事のレベルを大きく下げてしまいます。
患者の様子を直視できず、患者が訴えている病状をも聴く耳を持たなくなってしまうからです。
私の病状を最も的確に把握しているのは、担当医と患者自身なのです。
最も多くのデータを見ていますし、それを踏まえて、担当医と患者は情報を共有しているからです。
翌朝、痛み止めを入れる必要があると判断した私は、ナースに要請したのですが、そんなに痛いはずはないという無用な思い込みにより、使用が2時間半遅れました。
この間、私は痛みに堪えなければならなかったわけですから、術後の患者の身体にいいわけないです。
手術から二日目、できるだけ足を使って動いた方が早く回復するという担当医の話にしたがって、談話室のテーブルに座り、このブログを書いています。
「ACさん、病室に戻っていてください。お腹のガーゼを交換します」とナースから言われたので、病室に戻ります。
談話室まで歩いてくる時、開腹創が引っ張られるのか、かなり痛かったのですが、痛みが小さくなっているみたい(^_^)
なんとしても、9月18日(日)までに退院しないと……。
9月19日(月・祝)には、BABYMETALの東京ドーム公演です。
歴史的な瞬間を目撃して、たくさんの方にその意味を伝えたいからです。
ドラマはいつでも、ハッピーエンド。
「逢えて、よかった\(^_^)/」
それでは、また次回♪