こんにちは。

AC です。



今日は、リオ五輪の閉会式、次期開催都市への「引継ぎ式」でのセレモニーのお話です。


演出振付家のMIKIKOが、このセレモニーの検討メンバーになっていたことから、PerfumeやBABYMETALが登場するかもしれないとの憶測もあって、注目していました。

代わりに安倍マリオが出てきたのには、ちょっとビックリしましたね(*_*)

SEE YOU IN TOKYO 2020
「SEE YOU IN TOKYO 2020」


「フラッグハンドオーバーセレモニー」の検討メンバーは、プランニング担当4人とアドバイス担当4人の計8名でした。

プランニング担当
・佐々木 宏(クリエイティブディレクター)
・椎名林檎(音楽家/演出家)
・菅野 薫(クリエイティブテクノロジスト)
・MIKIKO (演出振付家)

アドバイス担当
・宮田亮平(東京藝術大学学長)
・竹内 誠(東京都江戸東京博物館館長)
・小谷実可子(オリンピアン)
・田口 亜希(パラリンピアン)


プランニング担当の4人は、映像とパフォーマンスの実務家ばかりですから、電通が起用した制作メンバーそのものといってよいと思います。

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リオ五輪閉会式
「フラッグハンドオーバーセレモニー」
パフォーマンスパート

『Love Sport Tokyo 2020』

日時:2016年 8月21日
会場:マラカナン競技場(リオデジャネイロ)

監督:佐々木宏
総合演出:MIKIKO
音楽監修:椎名林檎
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五輪旗が、リオ市長からIOC会長の手を経て、着物姿の小池百合子東京都知事の手に渡ったところで、パフォーマンスパートが始まりました。

ところで、監督、総合演出、音楽監修はどのように役割を分担するのでしょうか?


「君が代」で始まったセレモニー、この「君が代」のアレンジがとても評判になっています。

どこか、仏教音楽の声明(しょうみょう)のような響きを感じさせる、とても新鮮な「君が代」でした。

これは、椎名林檎の音楽監修によるものなのでしょうか? 奥の深い、ハイレベルなアレンジでした(^-^)/


そして、競技場のフィールドには日の丸をモチーフにした赤い円が登場する演出のインパクトもすごかったです。

日の丸(赤)
日の丸(赤白)
日の丸(コート)

開会式でも多用されたプロジェクション・マッピングですが、ここまで高精度になり大胆な演出も可能になってきたのに驚きました。



映像のパートでは、水泳の金メダリスト 北島康介選手から始まり、日本を代表するキャラクター、キャプテン翼やドラえもん、ハローキティ、スーパーマリオがつなぐ赤いボールのリレーも、日本のカルチャーパワーを感じさせました。

監督の佐々木宏は、電通出身のクリエイティブディレクターですが、代表作のソフトバンクのCM「白戸家シリーズ」、トヨタ自動車のCM「ドラえもんの実写シリーズ」などでイメージすると、この映像パートは理解しやすいですね。



競技場に出現したスーパーマリオの土管から、安倍マリオが登場したあと、AR(拡張現実)技術、つまりCGと会場空間を複合させる演出を使った、50人のダンサーによるパフォーマンスが繰り広げられました。

ここからが、総合演出のMIKIKOが担当するパートでしょうか、音楽が中田ヤスタカ、ARが真鍋大度という「Perfume」のチームが起用されました。

MIKIKO+真鍋大渡
「MIKIKO+真鍋大度」

中継では、青森大学男子新体操部の部員20人がダンサーとして参加していることが紹介されましたが、

MIKIKOが主宰するダンスカンパニー「ELEVEN PLAY」を中心とした正確な演技が日本こだわりのイメージを伝えました。

ラスト(ダンサー)


閉会式を見逃した方はこちら
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東京五輪セレモニー「Love Sport Tokyo 2020」 日本大会PR動画 リオ五輪 閉会式にて HD



2度目の東京オリンピック、私たちの眼にはどのように映るのでしょうか?



ドラマはいつでも、ハッピーエンド。

「逢えて、よかった\(^_^)/」


それでは、また次回♪