こんにちは。
AC です。
今日は、千葉県柏市で開催された
「かしわ街ごとキッザニア2016」
という"子ども向けお仕事体験イベント"で、子どもたちに会いに行ってきました。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
『かしわ街ごとキッザニア 2016』
・開催日:2016年8月21日
(第1会場/10:00~15:00、第2会場/11:00~16:00)
・参加対象 :小学生(1~6年生) 1,000人
・参加店舗:100店舗
・会場:
(第1会場/柏駅周辺、第2会場:ららぽーと柏の葉)
【参加費】 500円/1人 (※保険代 記念品含む)
【主催者:かしわ街ごとキッザニア実行委員会(柏市、柏商工会議所など)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
このイベント、3年前の2013年に初めて開催され、3年ぶり2回目の開催なんだそうです。
「お仕事体験」というと、中学校では、職場体験プログラムが各事業所の協力で実施されているので、ご存じの方も多いと思います。
ですが、子どもの社会参加・職業体験的なプログラムには、似て非なる2つの流れがあるので、お話したいと思います。
一つは、子どもの主体性や創意工夫を模擬社会の中で引出す「社会参加プログラム」。大人が口出ししないことが求められるプログラムです。
もう一つは、職場体験を中心とした「職業教育プログラム」。受け入れる事業所側がそのプログラム内容を決めるため、子どもたちは、決められたことをやらされて終わりという意味の限界があります。
私が「三重県立みえこどもの城」の運営を担当するようになった2001年は、ドイツの「ミニ・ミュンヘン」を参考に、大人が口出しせず、子どもだけで運営する「こどものまち」構想、つまり「社会参加プログラム」が各地で構想され始めた頃でした。
日本では、2002年に初めて「ミニさくら」(千葉県佐倉市)が開催されて以来、市民主体のプロジェクトとして次第に全国に広がっていきました。
2006年10月5日、「キッザニア東京」という職場体験テーマパークがオープンしました。1999年にメキシコから始まったプロジェクトを導入したものでした。
私はその時、運営の立場から、オープン前に見させてもらったのですが、子どもたちは、あらかじめ用意されたことができるだけで、心からの笑顔が見られなかったのが気になりました。
キッザニアは、職場体験テーマパークなので、文部科学省の職場体験と、基本的には同様な「限界」をはらんでいたのかもしれません。
最初は一見楽しそうに見えるのですが、子どもたち自らの中に本心からわき起こるものがないのではないかと、私は不安に感じたものでした
さて、今日の「かしわ街ごとキッザニア」です。

「かしわ街ごとキッザニア2016」ポスター
「街ごと」という、柏駅周辺の実際の店舗・事業所を舞台とすることに、ある期待を持ちました。ミニミュンヘン型のプロジェクトは皆、仮設のまち空間で行われるからです。
反面、「キッザニア」という名称が付いているのが気になりました。
これは、キッザニア東京の運営会社「KCJ GROUP株式会社」が運営する「オークビレッジ柏の葉」という体験型貸農園施設が、柏市柏の葉に開設されていることから、キッザニア東京が、柏市に協力することになったそうです。
名称に「キッザニア」と付いていることで、「お仕事体験」であることはわかりやすいのですが、それ以上の理解は生まれない弊害ともなっているかもしれません。
受け入れる事業所のスタッフも、サポートしているボランティアも、そして子どもたちもまた「お仕事体験」としてだけの理解に止まってしまうとしたら何かもったいないですね。
JR柏駅をおりると、黄色いTシャツを着スタッフの姿を見かけます。



申込みの多くは事前予約ですが、受付を済ませた子どもたちも、黄色いTシャツを着ています。
高島屋では、ご案内係の子ども用制服を用意していて、とても可愛らしい(^o^)
子どもたちの写真は撮れませんので、2013年開催時の公式発表の写真です。





3年前、2013年開催時のレポート映像です。今回の内容もほとんど同じ内容でした。
↓ ↓ ↓
かしわ街ごとキッザニア(2013.8.23)
みんな、緊張しながら頑張っていて、
とても大切な体験になっているなって思えたのが、ほんと良かったです(^-^)/
ドラマはいつでも、ハッピーエンド。
「逢えて、よかった\(^_^)/」
それでは、また次回♪
AC です。
今日は、千葉県柏市で開催された
「かしわ街ごとキッザニア2016」
という"子ども向けお仕事体験イベント"で、子どもたちに会いに行ってきました。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
『かしわ街ごとキッザニア 2016』
・開催日:2016年8月21日
(第1会場/10:00~15:00、第2会場/11:00~16:00)
・参加対象 :小学生(1~6年生) 1,000人
・参加店舗:100店舗
・会場:
(第1会場/柏駅周辺、第2会場:ららぽーと柏の葉)
【参加費】 500円/1人 (※保険代 記念品含む)
【主催者:かしわ街ごとキッザニア実行委員会(柏市、柏商工会議所など)
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このイベント、3年前の2013年に初めて開催され、3年ぶり2回目の開催なんだそうです。
「お仕事体験」というと、中学校では、職場体験プログラムが各事業所の協力で実施されているので、ご存じの方も多いと思います。
ですが、子どもの社会参加・職業体験的なプログラムには、似て非なる2つの流れがあるので、お話したいと思います。
一つは、子どもの主体性や創意工夫を模擬社会の中で引出す「社会参加プログラム」。大人が口出ししないことが求められるプログラムです。
もう一つは、職場体験を中心とした「職業教育プログラム」。受け入れる事業所側がそのプログラム内容を決めるため、子どもたちは、決められたことをやらされて終わりという意味の限界があります。
私が「三重県立みえこどもの城」の運営を担当するようになった2001年は、ドイツの「ミニ・ミュンヘン」を参考に、大人が口出しせず、子どもだけで運営する「こどものまち」構想、つまり「社会参加プログラム」が各地で構想され始めた頃でした。
日本では、2002年に初めて「ミニさくら」(千葉県佐倉市)が開催されて以来、市民主体のプロジェクトとして次第に全国に広がっていきました。
2006年10月5日、「キッザニア東京」という職場体験テーマパークがオープンしました。1999年にメキシコから始まったプロジェクトを導入したものでした。
私はその時、運営の立場から、オープン前に見させてもらったのですが、子どもたちは、あらかじめ用意されたことができるだけで、心からの笑顔が見られなかったのが気になりました。
キッザニアは、職場体験テーマパークなので、文部科学省の職場体験と、基本的には同様な「限界」をはらんでいたのかもしれません。
最初は一見楽しそうに見えるのですが、子どもたち自らの中に本心からわき起こるものがないのではないかと、私は不安に感じたものでした
さて、今日の「かしわ街ごとキッザニア」です。

「かしわ街ごとキッザニア2016」ポスター
「街ごと」という、柏駅周辺の実際の店舗・事業所を舞台とすることに、ある期待を持ちました。ミニミュンヘン型のプロジェクトは皆、仮設のまち空間で行われるからです。
反面、「キッザニア」という名称が付いているのが気になりました。
これは、キッザニア東京の運営会社「KCJ GROUP株式会社」が運営する「オークビレッジ柏の葉」という体験型貸農園施設が、柏市柏の葉に開設されていることから、キッザニア東京が、柏市に協力することになったそうです。
名称に「キッザニア」と付いていることで、「お仕事体験」であることはわかりやすいのですが、それ以上の理解は生まれない弊害ともなっているかもしれません。
受け入れる事業所のスタッフも、サポートしているボランティアも、そして子どもたちもまた「お仕事体験」としてだけの理解に止まってしまうとしたら何かもったいないですね。
JR柏駅をおりると、黄色いTシャツを着スタッフの姿を見かけます。



申込みの多くは事前予約ですが、受付を済ませた子どもたちも、黄色いTシャツを着ています。
高島屋では、ご案内係の子ども用制服を用意していて、とても可愛らしい(^o^)
子どもたちの写真は撮れませんので、2013年開催時の公式発表の写真です。





3年前、2013年開催時のレポート映像です。今回の内容もほとんど同じ内容でした。
↓ ↓ ↓
かしわ街ごとキッザニア(2013.8.23)
みんな、緊張しながら頑張っていて、
とても大切な体験になっているなって思えたのが、ほんと良かったです(^-^)/
ドラマはいつでも、ハッピーエンド。
「逢えて、よかった\(^_^)/」
それでは、また次回♪