こんにちは。

AC です。



今日は冬至です、一年で最も日の短い日ですね。

この日を極限として、また日がだんだん長くなっていく日です。

「一陽来復」(書 近藤朱鳳)
「一陽来復」(書 近藤朱鳳)


冬至のことを別名「一陽来復(いちようらいふく)」とも言うのを初めて知りました。

冬至そのものを指すほか、

冬が去り春が来ること。新年が来ること。

悪いことが続いたあと、ようやく物事がよい方に向かうこと。

などの意味があります。

「一陽来復を願う」

「ようやく一陽来復の兆しがきた」

などと使うようです。



「一陽来復」は、古代中国の古典「易経」に出てくる言葉です。

「易経」は「四書五経」のひとつですから、世界史の教科書で見たことがあるかもしれません。

「易経」
「易経」

太古よりの占いの知恵を体系・組織化して、深遠な宇宙観にまで昇華させているといわれるすごい書物ですし、

今でも、「易占い」法の原典として、

また、「陰陽五行」をもとにした考え方として、

日本の社会に息づいているものです。

この「一陽来復」、

陰の気が陽の気に転ずることから、

物事が回復し、好転していくことを意味します。


中国の昔の暦では、10月はすべて陰の気で覆われ、11月になると陽の気が復活し、冬至を境に長くなっていくとされています。

つまり、衰えていた太陽の力が再び勢いを増してくることを意味しているようです。

そのため、新年が来るという意味もありますし、悪いことが続いた後に幸運に向かうという意味も込められているんだそうです。


「冬至」が来たら、

「さあ、これからは良いことがどんどんやって来る」と気持ちを切り替えることができる。

「冬至」は、そういうきっかけを与えてくれる日でもあったんですね。


この「幸運へのターニングポイント」、皆でいい日にしましょう\(^o^)/



ドラマはいつでも、ハッピーエンド。

「逢えて、よかった\(^-^)/」


それでは、また次回♪