こんにちは。
AC です。
「北のアイヌの国=北海道」
その名付け親・松浦武四郎のお話の3回目は、
『伊勢は津で持つ 津は伊勢で持つー伊勢音頭は全国へ』
です。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
松浦武四郎(まつうら・たけしろう)は、
1818年、伊勢国一志郡須川村(現在の松阪市)生まれ。
江戸時代末期(幕末)から明治にかけての探検家で、「北海道」の名付け親として知られています。
→#「 北加伊道ー松浦武四郎のエゾ地探検」~北海道の名付け親・松浦武四郎①
→#なぜ?伊勢から蝦夷地へ…"お伊勢参りの秘密"~北海道の名付け親・松浦武四郎②
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
『伊勢は津で持つ 津は伊勢で持つ 尾張名古屋は 城で持つ』
どこかで、聴いたことありますね!
これは、「伊勢音頭」の一節なんです♪
伊勢音頭のこんな歌詞もよく耳にします。
『伊勢に行きたい 伊勢路が見たい せめて一生に一度でも』
「伊勢音頭」は、伊勢神宮参拝の帰りに「古市の遊郭」へ上がった客たちによって、全国に広まっていったと言われています。

「伊勢古市備前屋桜花楼踊之図」
「荷物にならない伊勢土産」として、お伊勢参りの人々の「参宮みやげ」となった伊勢音頭は、
それぞれの土地柄に合わせて祝い歌、祭り歌や踊りとなって全国各地に広まり、郷土色豊かな芸能文化として残っているそうです。
インターネットはもちろん、テレビもラジオもない江戸時代で、「伊勢音頭」は全国的にものすごい大ヒットになったと言っていいかもしれません(^-^)/
北は北海道、南は沖縄まで、「伊勢音頭」を元とする唄や踊りが残されていて、千数百カ所で歌い継がれています。
主なものに次のようなものがあります。
宮城:おめでた節
秋田:酒とぎ唄
山形:山寺音頭
福島:地固唄
埼玉:万作踊り
東京:江戸芸かっぽれ
千葉:中田孫だき唄
富山:願念坊
愛知:岡崎五万石
岐阜:古調かわさき
大阪:棟上祝音頭
京都:保津川下り船頭歌
奈良:十津川筏し唄
岡山:石切唄
島根:隠岐祝い唄
広島:広島木遣音頭
山口:船下し唄
江戸時代、全国から人々が伊勢に集まるだけでなく、伊勢と全国各地がさまざまに繋がりを持っている様子がわかります。
岐阜県郡上八幡の「郡上おどり」にも、「伊勢音頭」がたくさん残っています。
松浦武四郎が生まれた「松阪(まつさか)」という踊りを、どうぞご覧ください(^-^)/
郡上おどり「松阪」
全国各地に、「お伊勢参り」帰りの人たちがたくさんいるだけでなく、
「参宮みやげ」として「伊勢音頭」が歌いつがれているわけですから、
「伊勢から来た」という松浦武四郎は、多くの人々の助けを得られ、全国を旅することができたんですね。
どのように全国を旅し、蝦夷地に向かうことになるのか!?
その話は別の回で~♪
それでは、また次回(^_^)v
………………………………………………………………………………
☆在宅参加型イベント"願いを叶えて"
詳しい参加方法はこちら ↓ ↓
【11/26】「東京大神宮に願い文」プログラム
AC です。
「北のアイヌの国=北海道」
その名付け親・松浦武四郎のお話の3回目は、
『伊勢は津で持つ 津は伊勢で持つー伊勢音頭は全国へ』
です。
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松浦武四郎(まつうら・たけしろう)は、
1818年、伊勢国一志郡須川村(現在の松阪市)生まれ。
江戸時代末期(幕末)から明治にかけての探検家で、「北海道」の名付け親として知られています。
→#「 北加伊道ー松浦武四郎のエゾ地探検」~北海道の名付け親・松浦武四郎①
→#なぜ?伊勢から蝦夷地へ…"お伊勢参りの秘密"~北海道の名付け親・松浦武四郎②
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『伊勢は津で持つ 津は伊勢で持つ 尾張名古屋は 城で持つ』
どこかで、聴いたことありますね!
これは、「伊勢音頭」の一節なんです♪
伊勢音頭のこんな歌詞もよく耳にします。
『伊勢に行きたい 伊勢路が見たい せめて一生に一度でも』
「伊勢音頭」は、伊勢神宮参拝の帰りに「古市の遊郭」へ上がった客たちによって、全国に広まっていったと言われています。

「伊勢古市備前屋桜花楼踊之図」
「荷物にならない伊勢土産」として、お伊勢参りの人々の「参宮みやげ」となった伊勢音頭は、
それぞれの土地柄に合わせて祝い歌、祭り歌や踊りとなって全国各地に広まり、郷土色豊かな芸能文化として残っているそうです。
インターネットはもちろん、テレビもラジオもない江戸時代で、「伊勢音頭」は全国的にものすごい大ヒットになったと言っていいかもしれません(^-^)/
北は北海道、南は沖縄まで、「伊勢音頭」を元とする唄や踊りが残されていて、千数百カ所で歌い継がれています。
主なものに次のようなものがあります。
宮城:おめでた節
秋田:酒とぎ唄
山形:山寺音頭
福島:地固唄
埼玉:万作踊り
東京:江戸芸かっぽれ
千葉:中田孫だき唄
富山:願念坊
愛知:岡崎五万石
岐阜:古調かわさき
大阪:棟上祝音頭
京都:保津川下り船頭歌
奈良:十津川筏し唄
岡山:石切唄
島根:隠岐祝い唄
広島:広島木遣音頭
山口:船下し唄
江戸時代、全国から人々が伊勢に集まるだけでなく、伊勢と全国各地がさまざまに繋がりを持っている様子がわかります。
岐阜県郡上八幡の「郡上おどり」にも、「伊勢音頭」がたくさん残っています。
松浦武四郎が生まれた「松阪(まつさか)」という踊りを、どうぞご覧ください(^-^)/
郡上おどり「松阪」
全国各地に、「お伊勢参り」帰りの人たちがたくさんいるだけでなく、
「参宮みやげ」として「伊勢音頭」が歌いつがれているわけですから、
「伊勢から来た」という松浦武四郎は、多くの人々の助けを得られ、全国を旅することができたんですね。
どのように全国を旅し、蝦夷地に向かうことになるのか!?
その話は別の回で~♪
それでは、また次回(^_^)v
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