こんにちは。

AC です。



今日は、 「ナイト ミュージアム エジプト王の秘密」のお話です。
# コラボCM 「紙兎ロペ」×「ナイトミュージアム」


ナイトミュージアム3
映画「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」


「夜のミュージアムで生き生きと動きだす展示物たち」

そんな冒険を描いて大ヒットを飛ばした「ナイト ミュージアム」シリーズの三作目、それが「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」です。


「ナイトミュージアム」は2006年に公開(日本公開は2007年)され、2009年に続編の「ナイトミュージアム2」が公開され、ともに大ヒットとなりました。

監督はショーン・レヴィ、主演はベン・スティラー。

夜になると展示物が動き出す不思議な博物館を舞台に、夜間警備員として働くことになった主人公ラリーの活躍を描くファンタジー、コメディです。

原作は、1993年発表の絵本「The Night at the Museum」(ミラン・トレンク著)で、ニューヨークに実在するアメリカ自然史博物館(The American Museum of Natural History)を舞台としています。

マンハッタンのアッパー・ウエストサイドにある科学博物館。動植物、鉱物など自然科学・博物学に関わる多数の標本・資料を所蔵・公開している世界的にも有名な博物館です。

アメリカ自然史博物館
「アメリカ自然史博物館」


この映画、財団法人日本博物館協会推薦作品にもなっています。

日本博物館協会の加盟館(つまり、ほとんどの博物館)に行くと、特別優待割引券が置かれていたようです。

作品の舞台が博物館ということで、日本博物館協会としても、「博物館」を社会にアピールする数少ない機会だったんですね。


ところで皆さんは、実際の「博物館(ミュージアム)」、面白いと思いますか?

面白さにも色々あるわけですが、日常的な楽しみの一つには、なっていないと思います。



私も、「展示・ディスプレイ」を仕事としていましたので、博覧会、テーマパークの仕事を経験した後、たくさんの「博物館」を展示の立場からつくってきました。


映画「ナイトミュージアム」シリーズを観ると、

博物館に求められているもの、それが端的に示されているのをひしひしと感じてしまいます。

たぶん、「生きている=be alive」かどうかなんです。

これは、「ナイトミュージアム」1作目から3作目まで、まったく同じテーマのように感じます。

私は、また展示業界は全体として、博物館を「be alive」にすることがうまくできませんでした。

ですから、空間の「be alive」とはどのようなことなのか、具体的に追究していきたいと思います。



本作ではまた、この映画が最後の出演作となった、故ロビン・ウィリアムズにも注目が集まっていました。

故ロビン・ウィリアムズ
テディ(ナイトミュージアム)


故ロビン・ウィリアムズさん出演シーンを集めた『ナイト ミュージアム』特別映像


この特別映像でも最後に出てくるのですが、

故ロビン・ウィリアムズ最後の台詞は、

「夜が明けるぞ Sunrise」

でした。

展示物みんなに魂を吹き込んでいたエジプト王の石板を、ロンドンの大英博物館に置いてきたため、

蝋人形のテディにとって、

「Sunrise」は、動くことのできる「夜」の終わりであり、

人間の主人公ラリーにとっては始まりだったんですね。



映画としては、全編を通してドタバタの連続。

筋の軸として置かれている、父親と息子の関係も日本人にはピンとくるものがなかったように感じます。


ですが、本当の「be alive」は映画のエンディングにやってきます。

テディが動かなくなった日から数年後、アメリカ自然史博物館で「大英博物館展」が開催されることになり、「エジプト王の石板」もやってきたという設定です。

最後に皆が動き出す夜、とてつもなく楽しい「ダンスパーティ」が繰り広げられます。

映像をお見せすることができなくて残念なのですが、

これを観て私は、何か救われたような心持ちになりました。

「あぁ、観に来てよかった~(*^.^*)」

「早く石板の代わりを見つけなくっちゃ!」


それでは、また次回♪



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