こんにちは。

AC です。



春はもうすぐ♪

今日のお話は、「初午って何ですか?」です。

松阪「初午大祭」継松寺
松阪「初午大祭」


皆さんは「初午(はつうま)」をご存じですか?

「カレンダーに書いてあるよ!」
「名前は聞くけど、よくわからな~い?」
「毎年行ってますよ♪」
「今年はいかなくっちゃ~」

私も「初午」という言葉は、子どもの頃から知ってはいたのですが、ずっと意味がよくわかりませんでした。


13年前のことになりますが、長く勤めた展示ディスプレイ会社「乃村工藝社」を辞め、三重県の財団法人に転職した時のことです。
#「展示の世界から求人が!?」乃村工藝社~1979
#「展示会社に入る!」乃村工藝社~1980


私の転職先は、「三重県立みえこどもの城」というチルドレンミュージアムの運営をする三重県の財団法人でした。

その「みえこどもの城」のある三重県松阪市に、私は単身で赴任することになりました。

「松阪牛」で知られる、あの「松阪」です。


4月からの新しい仕事がスタートするため、3月から松阪にいたのですが、

3月のある日、採用手続きに行っていた「みえこどもの城」から松阪の街中に戻ると、

いつも、ひっそりと静かな松阪の街が、露店が立ち並びものすごい賑わいになっていました。

これが松阪の「初午大祭」でした。(地元では「はつまさん」と呼ばれています)

松阪「初午大祭」露天と晴れ着



いわゆる「初午」とは、2月最初の午の日に行う「稲荷神社の祭礼」のことで、全国の稲荷神社でお祭りが行われるそうなのですが、

松阪の「初午大祭」は、厄除け観音で厄落としする日としてにぎわっていたんです。

どちらにしても「初午」は「春を呼ぶ行事」ですから、新しい仕事のスタートに相応しい華やかな雰囲気なんです。

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「初午大祭」

日程:宵宮 2015年 3月6日(金)
本日 2015年 3月7日(土)
余福祭 2015年 3月8日(日)

場所:岡寺山継松寺、松阪駅前周辺商店街
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「初午大祭」ポスター2015


松阪の「初午大祭」は、毎年3月初めの午の日を中心に、前後三日間(宵宮、本日、余福祭)に渡って行われます。

2015年の「初午」は、今日3月7日です。(月遅れ3月の初の午の日)

今日も朝から、参詣客でにぎわっていることと思います~♪

松阪市中町の厄除け観音として有名な「岡寺山継松寺」には、厄年の男女が厄落としに行きます。

「継松寺」は地元の方から「岡寺さん」と呼ばれて親しまれ、ご本尊の如意輪観音が、昔から厄除けの霊験が高いと言われているそうです。

厄落とし(本厄)の人は、数え年で、

男性は25歳、42歳、61歳。
女性は19歳、33歳、37歳、61歳。

女性の19歳は、晴れ着を着てお参りする方もたくさんいて、成人式みたいな感じもしますよ(^_^;)

松阪「初午大祭」境内 晴れ着


松阪の「猿はじき」は、岡寺山継松寺の初午の縁起玩具として有名なんです。

古くから売られていた玩具で、竹軸の下の竹弓をはじくと、くくり猿が上の方にはね上がる仕掛けになっています。

松阪「猿はじき」
縁起玩具「猿はじき」


「厄をはじき去る」

そんな願いのこもった玩具なんですね!


それでは、また次回(^-^)/



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