こんにちは。
AC です。
今日は、「地方博覧会」と「国際博覧会」~80年代の地方博です。
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展示・ディスプレイ会社「乃村工藝社」で初めて受注した「神戸ポートピア'81 宝くじ館」は、半年間の「博覧会パビリオン」の仕事で、
クライアントは、第一勧業銀行宝くじ部(現在の"みずほ銀行宝くじ部")
会期は、1981年 3月20日(金)~9月15日(火)
会場は、神戸ポートアイランド
でした。
仕事として初めて経験する博覧会でしたが、その後担当していくテーマパーク、博物館などのプロジェクトでの経験的基盤となりました。
→#「"宝くじ"を展示する?」宝くじ展'80~1980
→#「ポートピア'81へ」第一勧銀宝くじ部~1980
→#「神戸ポートアイランド博覧会」地方博の先駆け~1981
→#「ポートピア'81と展示会社」乃村工藝社~1981
→#「異人館通りに"宝くじ館"」神戸ポートアイランド博覧会~1981
→#「博覧会の風景!」神戸ポートアイランド博覧会~1981
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「博覧会」というのは、
物品や資料などを集めて一般公開する催しのことを指すとされていて、
一般的に「万博」と呼ばれる「国際博覧会」と「地方博覧会」に分類されています。
「国際博覧会」は、
国際博覧会条約(BIE条約)に基づいて行われる複数の国が参加する博覧会のことで、
万国博覧会とも呼ばれ、国際博、万国博、万博など、さまざまな略称があります。
国際博覧会条約によると、
「複数の国が参加した、公衆の教育を主たる目的とする催しであり、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段又は人類の活動の一若しくは複数の部門において達成された進歩若しくはそれらの部門における将来の展望を示すものをいう。」
と定義されています。
この定義から外れると、いわゆる「地方博覧会」と定義されるようです。
「神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア'81)」は「地方博覧会」でしたが、その規模は「国際博覧会」と比べても遜色のないものでした。
・会 期:昭和56年(1981年) 3月20日~9月15日(180日間)
・場 所:人工島ポートアイランド(約72ha)
・テーマ:新しい”海の文化都市”の創造
・総入場者数:1610万人

神戸ポートアイランド博覧会 入場ゲート
日本国内で開催された「国際博覧会」の概要は、以下のようなものです。
1.日本万国博覧会(大阪万博EXPO'70)
・会 期:昭和45年(1970年) 3月15日~9月13日(183日間)
・場 所:大阪千里丘陵(約350ha)
・テーマ:人類の進歩と調和
・参加国:77カ国(日本を含む)4国際機関
・総入場者数:6,422万人
2.沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)
・会 期:昭和50年(1975年) 7月20日~昭和51年(1976年) 1月18日(183日間)
・場 所:沖縄(約100ha)
・テーマ:海-その望ましい未来
・参加国:36カ国(日本を含む)3国際機関
・総入場者数:349万人
3.国際科学技術博覧会
・会 期:昭和60年(1985年) 3月17日~9月16日(184日間)
・場 所:筑波研究学園都市(約100ha)
・テーマ:人間・住居・環境と科学技術
・参加国:48カ国(日本を含む)37国際機関
・総入場者数:2,033万人
4.国際花と緑の博覧会(花の万博EXPO'90)
・会 期:平成2年(1990年) 4月1日~9月30日 (183日間)
・場 所:大阪鶴見緑地(約105ha)
・テーマ:花と緑と生活の係わりを捉え 21世紀へ向けて潤いのある社会の創造を目指す
・参加国:83カ国(日本を含む) 37国際機関、18園芸関係等の国際団体
・総入場者数:2,312万人
5.2005年日本国際博覧会(愛知万博、愛・地球博)
・会 期:平成17年(2005年) 3月25日~9月25日 (185日間)
・場 所:愛知県瀬戸市南東部、豊田市、長久手町(約173ha)
・テーマ:自然の叡智
・参加国:121ヵ国(日本を含む)、4国際機関(国連は国連本部を含む33の国連関係機関を含む)
・総入場者数:2204万人
外国館が中心ではない所が「国際博覧会」と異なりますが、優れた企業パビリオンが立ち並ぶ「地方博覧会」が1980年代を通して続いて開催されていきます。
そのお話は、また別の回で♪
それでは、また次回(^_^)v
→♪ACのブログランキングTOP20 ~2014.9-11月
AC です。
今日は、「地方博覧会」と「国際博覧会」~80年代の地方博です。
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展示・ディスプレイ会社「乃村工藝社」で初めて受注した「神戸ポートピア'81 宝くじ館」は、半年間の「博覧会パビリオン」の仕事で、
クライアントは、第一勧業銀行宝くじ部(現在の"みずほ銀行宝くじ部")
会期は、1981年 3月20日(金)~9月15日(火)
会場は、神戸ポートアイランド
でした。
仕事として初めて経験する博覧会でしたが、その後担当していくテーマパーク、博物館などのプロジェクトでの経験的基盤となりました。
→#「"宝くじ"を展示する?」宝くじ展'80~1980
→#「ポートピア'81へ」第一勧銀宝くじ部~1980
→#「神戸ポートアイランド博覧会」地方博の先駆け~1981
→#「ポートピア'81と展示会社」乃村工藝社~1981
→#「異人館通りに"宝くじ館"」神戸ポートアイランド博覧会~1981
→#「博覧会の風景!」神戸ポートアイランド博覧会~1981
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「博覧会」というのは、
物品や資料などを集めて一般公開する催しのことを指すとされていて、
一般的に「万博」と呼ばれる「国際博覧会」と「地方博覧会」に分類されています。
「国際博覧会」は、
国際博覧会条約(BIE条約)に基づいて行われる複数の国が参加する博覧会のことで、
万国博覧会とも呼ばれ、国際博、万国博、万博など、さまざまな略称があります。
国際博覧会条約によると、
「複数の国が参加した、公衆の教育を主たる目的とする催しであり、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段又は人類の活動の一若しくは複数の部門において達成された進歩若しくはそれらの部門における将来の展望を示すものをいう。」
と定義されています。
この定義から外れると、いわゆる「地方博覧会」と定義されるようです。
「神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア'81)」は「地方博覧会」でしたが、その規模は「国際博覧会」と比べても遜色のないものでした。
・会 期:昭和56年(1981年) 3月20日~9月15日(180日間)
・場 所:人工島ポートアイランド(約72ha)
・テーマ:新しい”海の文化都市”の創造
・総入場者数:1610万人

神戸ポートアイランド博覧会 入場ゲート
日本国内で開催された「国際博覧会」の概要は、以下のようなものです。
1.日本万国博覧会(大阪万博EXPO'70)
・会 期:昭和45年(1970年) 3月15日~9月13日(183日間)
・場 所:大阪千里丘陵(約350ha)
・テーマ:人類の進歩と調和
・参加国:77カ国(日本を含む)4国際機関
・総入場者数:6,422万人
2.沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)
・会 期:昭和50年(1975年) 7月20日~昭和51年(1976年) 1月18日(183日間)
・場 所:沖縄(約100ha)
・テーマ:海-その望ましい未来
・参加国:36カ国(日本を含む)3国際機関
・総入場者数:349万人
3.国際科学技術博覧会
・会 期:昭和60年(1985年) 3月17日~9月16日(184日間)
・場 所:筑波研究学園都市(約100ha)
・テーマ:人間・住居・環境と科学技術
・参加国:48カ国(日本を含む)37国際機関
・総入場者数:2,033万人
4.国際花と緑の博覧会(花の万博EXPO'90)
・会 期:平成2年(1990年) 4月1日~9月30日 (183日間)
・場 所:大阪鶴見緑地(約105ha)
・テーマ:花と緑と生活の係わりを捉え 21世紀へ向けて潤いのある社会の創造を目指す
・参加国:83カ国(日本を含む) 37国際機関、18園芸関係等の国際団体
・総入場者数:2,312万人
5.2005年日本国際博覧会(愛知万博、愛・地球博)
・会 期:平成17年(2005年) 3月25日~9月25日 (185日間)
・場 所:愛知県瀬戸市南東部、豊田市、長久手町(約173ha)
・テーマ:自然の叡智
・参加国:121ヵ国(日本を含む)、4国際機関(国連は国連本部を含む33の国連関係機関を含む)
・総入場者数:2204万人
外国館が中心ではない所が「国際博覧会」と異なりますが、優れた企業パビリオンが立ち並ぶ「地方博覧会」が1980年代を通して続いて開催されていきます。
そのお話は、また別の回で♪
それでは、また次回(^_^)v
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