こんにちは。
AC です。
今日は、「9月2日は宝くじの日」です。

「9月2日は宝くじの日」は「宝くじ展'80in池袋西武」で展示された「情報」の一つでした。
→#「"宝くじ"を展示する?」宝くじ展'80~1980
********************************************
クライアントは、第一勧業銀行宝くじ部
会期は、1980年 8月29日(金)~9月3日(水)
会場は、西武百貨店池袋店の大催事場
この年の「宝くじ展'80」で扱った「情報」は、次のようなものでしたが、このブログでは、新しい観点でご紹介します。
〇宝くじの「歴史」
〇宝くじ発売の「仕組み」
〇「時効当せん金ゼロ」のキャンペーン
〇9月2日宝くじの日の「お楽しみ抽選」
〇「幸運の女神」のお披露目
********************************************
〇9月2日宝くじの日~時効当せん金と「お楽しみ抽選」~
私が担当した初めてのプロジェクト「宝くじ展」は、「宝くじの日」つまり「9月2日」を記念して開催された催事イベントでした。
「宝くじの日」は、「時効当せん金ゼロ」をめざして、昭和42年に発売元と受託銀行が、“くじ”(9.2)の語呂合わせにより「9月2日」に決めたものです。
宝くじの当せん金の支払期間は、当せん金の支払開始日から数えて「1年間」です。
これを過ぎると「時効」となります。
そうです、1億円当たっていてももらえなくなっちゃうんです!
平成25年度中に支払期限切れとなった宝くじ(数字選択式宝くじも含む)の当せん金は、「約163億円」もありました。
これは平成24年度の宝くじ販売総額の9,135億円に対して、「約1.78%」にもなるんですね。
これらの「時効当せん金」の中には4億円以上の当せん金が1本、1億円以上の当せん金は21本もあったんだそうです。
宝くじの発売元と受託銀行は、「時効当せん金ゼロ」をキャンペーンするために、
毎年9月2日には、各種の記念行事を実施してきました。
1980年頃は、「宝くじ展」という催事イベントを開催していたわけです。
その「宝くじ展'80in池袋西武」の展示・ディスプレイの仕事が、私が担当した最初のプロジェクトだったんですね。
・展示内容の企画
・催事会場の展示設計
・展示パネルのグラフィックデザイン
・使用する写真の撮影ロケ
・展示映像の編集
・仮設展示ケースの製作
・アトラクション用大道具の製作
・アトラクション用小道具の製作
・演出照明の設計
・音響設備の設計
・百貨店催事場での搬入・設営・撤去
・1週間の催事運営サポート
・その他
なかなか具体的に説明することができませんが、
展示・ディスプレイのプロジェクトとしては、「小さな仕事」でしたが、
その後、私の仕事の主要な領域となる「博覧会」「テーマパーク」「博物館」での「展示業務の基本」がすべて詰め込まれていました。
その意味で、自分の仕事の基盤となる「大きなプロジェクト」となりました。
さて、「宝くじ展」の目的である「時効当せん金ゼロ」のキャンペーンのメインイベントは、
宝くじのハズレ券を対象とした、「宝くじの日記念お楽しみ抽せん」でした。
この「お楽しみ抽せん」は、手もとにある「宝くじ」を再度確認いただくことで、“時効当せん金ゼロ”を目指すというものでした。
この「宝くじ展」の会場で、宝くじの抽選会「お楽しみ抽選」をやったということです。
1983年から「宝くじ展」は、テレビ特別番組を放送する方法に変わりました。
「宝くじの日記念お楽しみ抽せん」(宝くじ敗者復活戦)の実況中継を中心に、宝くじに関するエピソードや情報などを放送していました。
2000年まで放送されていたので、ご覧になった方もいると思います。
ところで、「時効当せん金」はどうなってしまうのか気になりませんか?
「時効当せん金」は、
「収益金」と同じく、発売元である全国都道府県及び20政令指定都市に納められ、公共事業等に役立てられるんだそうです。
「……………」って感じですね♪
それでは、また次回(^_^)v
→♪ACのブログランキングTOP20 ~2014.9-11月
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「9月2日は宝くじの日」は「宝くじ展'80in池袋西武」で展示された「情報」の一つでした。
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クライアントは、第一勧業銀行宝くじ部
会期は、1980年 8月29日(金)~9月3日(水)
会場は、西武百貨店池袋店の大催事場
この年の「宝くじ展'80」で扱った「情報」は、次のようなものでしたが、このブログでは、新しい観点でご紹介します。
〇宝くじの「歴史」
〇宝くじ発売の「仕組み」
〇「時効当せん金ゼロ」のキャンペーン
〇9月2日宝くじの日の「お楽しみ抽選」
〇「幸運の女神」のお披露目
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〇9月2日宝くじの日~時効当せん金と「お楽しみ抽選」~
私が担当した初めてのプロジェクト「宝くじ展」は、「宝くじの日」つまり「9月2日」を記念して開催された催事イベントでした。
「宝くじの日」は、「時効当せん金ゼロ」をめざして、昭和42年に発売元と受託銀行が、“くじ”(9.2)の語呂合わせにより「9月2日」に決めたものです。
宝くじの当せん金の支払期間は、当せん金の支払開始日から数えて「1年間」です。
これを過ぎると「時効」となります。
そうです、1億円当たっていてももらえなくなっちゃうんです!
平成25年度中に支払期限切れとなった宝くじ(数字選択式宝くじも含む)の当せん金は、「約163億円」もありました。
これは平成24年度の宝くじ販売総額の9,135億円に対して、「約1.78%」にもなるんですね。
これらの「時効当せん金」の中には4億円以上の当せん金が1本、1億円以上の当せん金は21本もあったんだそうです。
宝くじの発売元と受託銀行は、「時効当せん金ゼロ」をキャンペーンするために、
毎年9月2日には、各種の記念行事を実施してきました。
1980年頃は、「宝くじ展」という催事イベントを開催していたわけです。
その「宝くじ展'80in池袋西武」の展示・ディスプレイの仕事が、私が担当した最初のプロジェクトだったんですね。
・展示内容の企画
・催事会場の展示設計
・展示パネルのグラフィックデザイン
・使用する写真の撮影ロケ
・展示映像の編集
・仮設展示ケースの製作
・アトラクション用大道具の製作
・アトラクション用小道具の製作
・演出照明の設計
・音響設備の設計
・百貨店催事場での搬入・設営・撤去
・1週間の催事運営サポート
・その他
なかなか具体的に説明することができませんが、
展示・ディスプレイのプロジェクトとしては、「小さな仕事」でしたが、
その後、私の仕事の主要な領域となる「博覧会」「テーマパーク」「博物館」での「展示業務の基本」がすべて詰め込まれていました。
その意味で、自分の仕事の基盤となる「大きなプロジェクト」となりました。
さて、「宝くじ展」の目的である「時効当せん金ゼロ」のキャンペーンのメインイベントは、
宝くじのハズレ券を対象とした、「宝くじの日記念お楽しみ抽せん」でした。
この「お楽しみ抽せん」は、手もとにある「宝くじ」を再度確認いただくことで、“時効当せん金ゼロ”を目指すというものでした。
この「宝くじ展」の会場で、宝くじの抽選会「お楽しみ抽選」をやったということです。
1983年から「宝くじ展」は、テレビ特別番組を放送する方法に変わりました。
「宝くじの日記念お楽しみ抽せん」(宝くじ敗者復活戦)の実況中継を中心に、宝くじに関するエピソードや情報などを放送していました。
2000年まで放送されていたので、ご覧になった方もいると思います。
ところで、「時効当せん金」はどうなってしまうのか気になりませんか?
「時効当せん金」は、
「収益金」と同じく、発売元である全国都道府県及び20政令指定都市に納められ、公共事業等に役立てられるんだそうです。
「……………」って感じですね♪
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