こんにちは。

AC です。



今日は、「宝くじのリターン?」です。

リターン


「宝くじのリターン?」は「宝くじ展'80in池袋西武」で展示された「情報」の一つでした。
#「"宝くじ"を展示する?」宝くじ展'80~1980
#「宝くじ誕生!」 宝くじ展'80のお話~1980
#「宝くじの家計簿」 宝くじ展'80のお話~1980


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クライアントは、第一勧業銀行宝くじ部
会期は、1980年 8月29日(金)~9月3日(水)
会場は、西武百貨店池袋店の大催事場

この年の「宝くじ展'80」で扱った「情報」は、次のようなものでしたが、このブログでは、新しい観点でご紹介します。

〇宝くじの「歴史」
〇宝くじ発売の「仕組み」
〇「時効当せん金ゼロ」のキャンペーン
〇9月2日宝くじの日の「お楽しみ抽選」
〇「幸運の女神」のお披露目
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〇宝くじ発売の「仕組み」~宝くじの戻り率?~

「宝くじ」の売上高、つまり私たちが「"宝くじ"を購入するのに支払ったお金」を100%とすると、

・当せん金 約46%
・経費 約14%
・収益金 約40%

これは「46:40:14」の分配方式と呼ばれているらしいです。



当せん金の「46%」は、

ギャンブルにおける「リターン」「戻り率」「還元率」などと言われるものです。

この数字が小さいことは、そのギャンブルで手にすることのできる賞金が少ないことを意味しています。


パチンコの場合、「90~80%」といわれています。

競馬などの「公営ギャンブル」でも「75%」ですから、

「宝くじの戻り率」は「驚くほど低い!」と言わざるをえません。

「半分がギャンブル、あとの半分は寄付」とでも思わないと納得できない数字ですね。


このような「低い戻り率」のギャンブル商品だからこそ、

1億円単位の「高額賞金」で「釣る」必要があるわけなんでしょうか。

高額当せん金



「戻り率46%」と言っても、

「100円くじ10枚買うと必ず1枚当たるから100円戻ってくる。普通は10%になっちゃう。」

「その通り、個別に考えると、最低の戻り率が10%なんです」

「たまに1万円などが当たると、3億円も夢ではないと思いますが、実は10%→46%の戻り率に近づいただけということになります。」


「ところで、1等当選の確率は?」

「1等は、1000万分の1の確率で当たります。」

「人は、あまりにも小さい数字の場合、その小ささがあまりよく分からないです。」

「宝くじの1等賞は、毎回誰かが当選しているわけだから、自分にもチャンスはあるのよね。」

「しかし、現実は"統計"通り厳しいです。1等が当たるよりも、"宝くじ"を買いに行く途中で交通事故に遭う確率の方が高いそうですから。」



「なかなか当たらない、でも買わないと絶対当たらな!」

さあ、

「買うか買わないかはあなた次第!」


それでは、また次回(^_^)v


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