こんにちは。
AC です。
さて、今日はいよいよ「荒井由実」、現在の「松任谷由実」のお話です。

「ひこうき雲」荒井由実(1973)
日本のポップ音楽にとって、大きな節目の年と言える重要な年、
その「1969年」に起きた2つの「風」が「荒井由実」を生み出しました。
・「アルファミュージック」の設立
→♪作曲家「村井邦彦」日本ポップスの風~1969
・「はっぴいえんど」の結成
→♪「風をあつめて」はっぴいえんど~1971
作曲家・村井邦彦が1969年に設立したのが、音楽出版社アルファミュージックです。
アルファミュージックは、1969年の「赤い鳥」に続き、1973年には「荒井由実」をアルバムデビューさせます。
そのアルバムが「ひこうき雲」です。
2013年、ジブリ映画「風立ちぬ」の主題歌にも使われましたので、皆さんよくご存じのメロディですね。

「ひこうき雲」(2013年「風立ちぬ」サウンドトラック版)
「ひこうき雲」を初めて聴いた時、日本のポップミュージックの幕が開いたと、感慨無量になったのを鮮烈に覚えています。
いままでになかった荒井由実のコード展開が、自分が待っていたものだ、そう感じさせました。
音楽プロデューサー・村井邦彦が、「赤い鳥」~「荒井由実」を通して、日本のポップ音楽の基盤を一気に形づくったのだと思います。
→♪作曲家「村井邦彦」日本ポップスの風~1969
そして、もうひとつの「風」は「はっぴいえんど」でした。
→♪「風をあつめて」はっぴいえんど~1971
「荒井由実」のサウンドクオリティを支えたのは、「はっぴいえんど」から生まれた音楽ユニット「キャラメル・ママ」でした。
キャラメル・ママ
ベース:細野晴臣
キーボード:松任谷正隆
ギター:鈴木茂
ドラム:林立夫

「キャラメルママ」
上段左から、細野晴臣、松任谷正隆
下段左から、林立夫、鈴木茂
「はっぴいえんど」は、1972年に解散しますが、
細野晴臣と鈴木茂は、1973年から「キャラメル・ママ」として活動します。
1974年から「ティン・パン・アレー」とバンド名を変更していますが、まったく同じユニットです。
初期の「荒井由実」のサウンドは、この「キャラメル・ママ」の高度な演奏テクニックとハイセンスなポップ感覚に支えられていたんですね。
「ひこうき雲」荒井由実(1973)
ひこうき雲
作詞:荒井由実 作曲:荒井由実
演奏:キャラメル・ママ
白い坂道が空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが
あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は昇ってゆく
何もおそれない そして舞い上がる
空に憧れて 空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲
高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空をみていたの
今はわからない
ほかの人にはわからない
あまりにも若すぎたと
ただ思うだけ けれどしあわせ
空に憧れて 空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲
空に憧れて 空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲
さて、「はっぴいえんど」の大瀧詠一と松本隆ですが、
彼らは、新しき日本のポップ音楽に対して、それぞれ大きな役割を果たしていきます。
そのお話は、また別の回で~♪
それでは、また次回(^_^)v
AC です。
さて、今日はいよいよ「荒井由実」、現在の「松任谷由実」のお話です。

「ひこうき雲」荒井由実(1973)
日本のポップ音楽にとって、大きな節目の年と言える重要な年、
その「1969年」に起きた2つの「風」が「荒井由実」を生み出しました。
・「アルファミュージック」の設立
→♪作曲家「村井邦彦」日本ポップスの風~1969
・「はっぴいえんど」の結成
→♪「風をあつめて」はっぴいえんど~1971
作曲家・村井邦彦が1969年に設立したのが、音楽出版社アルファミュージックです。
アルファミュージックは、1969年の「赤い鳥」に続き、1973年には「荒井由実」をアルバムデビューさせます。
そのアルバムが「ひこうき雲」です。
2013年、ジブリ映画「風立ちぬ」の主題歌にも使われましたので、皆さんよくご存じのメロディですね。

「ひこうき雲」(2013年「風立ちぬ」サウンドトラック版)
「ひこうき雲」を初めて聴いた時、日本のポップミュージックの幕が開いたと、感慨無量になったのを鮮烈に覚えています。
いままでになかった荒井由実のコード展開が、自分が待っていたものだ、そう感じさせました。
音楽プロデューサー・村井邦彦が、「赤い鳥」~「荒井由実」を通して、日本のポップ音楽の基盤を一気に形づくったのだと思います。
→♪作曲家「村井邦彦」日本ポップスの風~1969
そして、もうひとつの「風」は「はっぴいえんど」でした。
→♪「風をあつめて」はっぴいえんど~1971
「荒井由実」のサウンドクオリティを支えたのは、「はっぴいえんど」から生まれた音楽ユニット「キャラメル・ママ」でした。
キャラメル・ママ
ベース:細野晴臣
キーボード:松任谷正隆
ギター:鈴木茂
ドラム:林立夫

「キャラメルママ」
上段左から、細野晴臣、松任谷正隆
下段左から、林立夫、鈴木茂
「はっぴいえんど」は、1972年に解散しますが、
細野晴臣と鈴木茂は、1973年から「キャラメル・ママ」として活動します。
1974年から「ティン・パン・アレー」とバンド名を変更していますが、まったく同じユニットです。
初期の「荒井由実」のサウンドは、この「キャラメル・ママ」の高度な演奏テクニックとハイセンスなポップ感覚に支えられていたんですね。
「ひこうき雲」荒井由実(1973)
ひこうき雲
作詞:荒井由実 作曲:荒井由実
演奏:キャラメル・ママ
白い坂道が空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが
あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は昇ってゆく
何もおそれない そして舞い上がる
空に憧れて 空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲
高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空をみていたの
今はわからない
ほかの人にはわからない
あまりにも若すぎたと
ただ思うだけ けれどしあわせ
空に憧れて 空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲
空に憧れて 空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲
さて、「はっぴいえんど」の大瀧詠一と松本隆ですが、
彼らは、新しき日本のポップ音楽に対して、それぞれ大きな役割を果たしていきます。
そのお話は、また別の回で~♪
それでは、また次回(^_^)v