こんにちは。

AC です。



「タイム・トラベラー」

「SF」って聞いたことあるけど、これが「SF」なんだ。

「SF」的なものの面白さを初めて知ったのが、このテレビドラマでした。

NHK「タイム・トラベラー」台本
NHK「タイム・トラベラー」台本


「タイム・トラベラー」は、NHK「少年ドラマシリーズ」の第1作目の作品で、原作は筒井康隆の「時をかける少女」でした。

1972年1月から1972年2月にかけて、全6回で放送されました。


放映日:1972年1月1日~2月5日
毎週土曜18時05分~35分
●原作: 筒井康隆
●脚本: 石山 透
●音楽: 高井達雄
●出演: 島田淳子 (芳山和子)
  木下 清 (深町一夫)
  テレサ野田 (柳沢由美)
  城 達也……ナレーター

「タイム・トラベラー」(1972)
「タイム・トラベラー」(1972)


中学三年生の芳山和子(島田淳子)は人気のない放課後の理科室で、フラスコに入ったラベンダーの香りがする液体の匂いを嗅ぎ、タイムトラベルする能力を身につける。その液体を作ったのは謎めいた男子生徒・深町一夫(木下清)だった…。

こんな不思議な感じのドラマ、観たことありませんでした。

これが、私と「筒井康隆」との最初の出会いでした。



筒井康隆が小説家になる前に、会社員をしていた時期があります。

このことを知ったのは、この時から7年後のことなのですが、「筒井康隆がいた会社なら」という思いで、その会社に私も入社することになります。

その会社は、デパート、博覧会、テーマパーク、博物館などの大がかりなディスプレイをする会社です。ちょっと変わった仕事ですね。

私も筒井康隆も、普通の会社員になるのは嫌だったんじゃないでしょうかね。


この「タイム・トラベラー」を見ていなかったら、今の自分とは違う人間になっていたかもしれません。

そういう出会いのタイミングって、実はたくさんあるはずですよ(^_^;)



「時をかける少女」はその後、たくさんの映像作品を生みましたが、

1983年には、大林宣彦監督が映画化し、原田知世の初主演映画として大ヒットしました。

皆さんよくご存じの作品ですね。

映画「時をかける少女」原田知世(1983)
映画「時をかける少女」原田知世(1983)



映画のエンディングでは、原田知世が主題歌「時をかける少女」を各撮影シーンで歌っています。

知世ちゃん、ほんとに可愛らしいですね(^_^)v


映画「時をかける少女」(1983)エンディング


歌:原田知世、作詞・作曲:松任谷由実


この曲を書いた松任谷由実の旧姓は荒井由実ですが、この方との出会いのタイミング、その話はまた別の回で~♪




それでは、また次回(^_^)v