こんにちは。

AC です。


横浜・桜木町に行ってきました。

久しぶりに、横浜「みなとみらい21」地区に足を運んだのですが、かなり変わっていたので少しビックリ(*_*)

ずっと工事中だったJR桜木町駅には、新しく北口ができて便利になりました。

「動く歩道」から帆船日本丸がキレイに見えます。
その脇にひっそりあるのが「横浜みなと博物館」。

昔は、この辺りをドッグパークと呼んでいました。

帆船 日本丸
帆船 日本丸(日本丸メモリアルパーク)


ここから見える、ランドマークタワーは迫力ありますね(^-^)

横浜ランドマークタワー
横浜ランドマークタワー


ランドマークタワーの中を通り抜けると「横浜美術館」にたどり着きました。

以前は、周りに何もなくて、もっと大きく、風格を感じたのですが、今では普通の建物に見えます。

横浜美術館
横浜美術館


横浜美術館では、
「ヨコハマトリエンナーレ2014」を開催中でした。

会期:2014年8月1日(金)~11月3日(月・祝)
開館時間:10時~18時

ヨコハマトリエンナーレ2014

ヨコハマトリエンナーレ2014

”トリエンナーレ”

3年に一度開かれる国際美術展覧会ですね。

今回行われている「ヨコハマトリエンナーレ2014」のテーマは、

「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」

言葉に頼った感じに、少し嫌な予感がします。

ヨコハマトリエンナーレ2014

仕事として「博物館の展示」をやってきましたので、現代美術もそれなりに見てきたつもりですが、今回の「ヨコハマトリエンナーレ2014」は見るべきものがありませんでした。
残念ながら、これが率直な感想です。

現代美術アーティストのスケールが、とても小さくなったと感じました。

「作品から何も感じない」と言ってもいいかもしれません。

少しガッカリ(^_^;)



この街の変化を眺めながら、横浜博覧会の頃を思い出していました。

横浜博覧会ポスター(1989)
横浜博覧会ポスター(1989)


横浜博覧会は、1989年に横浜みなとみらい21地区で開催された地方博覧会。

当時はみんな「横浜博」と呼んでました。

〇横浜博覧会
開催期間:1989年 3月25日~10月 1日(191日間)
テーマ:「宇宙と子供たち」(21世紀への展望)
会場:横浜みなとみらい21地区
会場面積:69ヘクタール
動員数:1333万人

横浜博覧会公式ガイドブック(1989)
横浜博覧会公式ガイドブック(1989)


1980年代後半は、たくさんの地方博覧会が全国各地で開催され、「地方博ブーム」とまで言われましたが、「横浜博」はその代表例でした。


1989年は、横浜市制100周年、横浜港開港130周年にあたる年で、それを記念する一大事業でしたが、「横浜みなとみらい21地区」の開発プロモーションでもありました。

みなとみらい21地区は「埋立て地」ですから、最初は何もありませんでした。

「埋立て地」を踏み固めるためにも、たくさんの人の体重が同時にかかることが役にたったようです。

横浜博覧会会場(1989)
横浜博覧会会場(1989)

横浜博覧会会場中央通り
横浜博覧会会場 中央通り


そして、横浜博が開催された1989年には、

「動く歩道」完成。
「横浜ベイブリッジ」開通。
「横浜マリタイムミュージアム」開館。
(2009年に「横浜みなと博物館」と改称)
「横浜美術館」開館。

など、「みなとみらい21」の骨格となるものができています。
何となく、わくわくするような「始まり」の空間でした。

これからどう変わっていくのか。

横浜博覧会にも、そんな「風」を感じていたような気がします。

手塚治虫氏の手がけたマスコット、ブルアちゃん。
手塚治虫の手がけた横浜博マスコット、ブルアちゃん


いま、私たちはどんな「風」を起こせるでしょうか?

みんなが爽やかに感じるすてきな「風」がいいですね\(^-^)/




それでは、また次回(^_^)v