こんにちは。
AC です。

昨日(8/11)は台風11号も通りすぎて、
明るくてまん丸な「満月」がきれいでしたね。
テレビのニュース(8/11夜)でも、
「きれいな "スーパームーン" が出ています」
などと言っておりました。
でも、昨日の月は、
本当に満月?
それもスーパームーン?
そう言ってよかったのでしょうか!?
「スーパームーン」というのは、
満月と、地球が接近する時が重なる時、
月がいつもより明るく大きく見える現象、
ということでした。
昨日のケースでは、
満月の時刻が、
2014年8月11日の午前3時09分
月が地球に最接近した時刻が、
2014年8月11日の午前2時43分
ついでですが、
最接近から前後1時間以内に満月を迎えることを、
「エクストラ・スーパームーン」
と言うそうなので、
8月11日午前3時09分のスーパームーンは、
エクストラ・スーパームーンだったんですね。
それはともかく、
この時のスーパームーンは、
・8月10日の18時頃に出てきた月、
・8月11日の18時半すぎに出てきた月、
のどちらの月を言うのでしょうか。
気になるので、少し調べてみました。
満月とは?
太陽・地球・月の順に、一直線に並んだ状態で見えるのが「満月」です。
天文学的な「満月」の定義では、
地球から見て、太陽と月の位置関係が180度になる瞬間を満月というそうです。
天文学的な満月は、
ある一瞬の出来事を指すというわけですが、
私たちの生活の中での「満月」は違いますよね。
満月の日に上ってきた月は、
西の夜空に沈むまで、一晩ずっと「満月」です。
月が出てから沈むまでの一晩が「月夜」の単位になっているはずです。
今回の場合、
11日の午前 3時09分が満月になる瞬間なので、
その時刻を含む、10日18時に上ってきた月を満月と言うのが普通の人の感覚だと思います。
そうすると、
昨日(8/11)の月は、満月でもスーパームーンでもないということになります。
ところが、こんな説明もありました。
「一般的には、『満月になる瞬間を含む日に昇ってきた月』のことを『満月』と呼びます。」
だとすると、
「満月になる瞬間(8/11.03:09)を含む日」は8月11日になり、
8月11日の18時半すぎに出てきた月を「満月」ということになります。
「日付」を単位にしてしまうと、
「月夜」は「明け方の夜」と「夕方からの夜」の2つに別れてしまい、
分かりにくくなってしまいます。
やっぱり、夜は、一つでなくっちゃ!
たしかに、
新月・満月のカレンダーなどを見ると、
2014年8月11日が「満月」と表記されています。
もちろん、
3時09分とその瞬間の時刻も書かれています。
実際には、10日18時に上る月の方が真ん丸に近い形に見えますが、
11日の18時半すぎに上ってくる月の方を「満月」と呼びならわしているということなんです。
ですから、
昨日(8/11)の月は、満月で、それもスーパームーンだ
というのは正しいということになります。
「日付」で「満月」を扱っているため、
満月の時刻が午前の時は、
「満月」の瞬間(2014年8月11日午前3時09分)の月と、
「満月の日(2014年8月11日)」の晩の月は、
1日違う晩の月になってしまうのでした。

9月8日(中秋の名月、中秋節)がよいお天気になりますように!
スーパームーンは9月9日、17時59分が月の出です。(東京)
それでは、また次回(^_^)v
AC です。

昨日(8/11)は台風11号も通りすぎて、
明るくてまん丸な「満月」がきれいでしたね。
テレビのニュース(8/11夜)でも、
「きれいな "スーパームーン" が出ています」
などと言っておりました。
でも、昨日の月は、
本当に満月?
それもスーパームーン?
そう言ってよかったのでしょうか!?
「スーパームーン」というのは、
満月と、地球が接近する時が重なる時、
月がいつもより明るく大きく見える現象、
ということでした。
昨日のケースでは、
満月の時刻が、
2014年8月11日の午前3時09分
月が地球に最接近した時刻が、
2014年8月11日の午前2時43分
ついでですが、
最接近から前後1時間以内に満月を迎えることを、
「エクストラ・スーパームーン」
と言うそうなので、
8月11日午前3時09分のスーパームーンは、
エクストラ・スーパームーンだったんですね。
それはともかく、
この時のスーパームーンは、
・8月10日の18時頃に出てきた月、
・8月11日の18時半すぎに出てきた月、
のどちらの月を言うのでしょうか。
気になるので、少し調べてみました。
満月とは?
太陽・地球・月の順に、一直線に並んだ状態で見えるのが「満月」です。
天文学的な「満月」の定義では、
地球から見て、太陽と月の位置関係が180度になる瞬間を満月というそうです。
天文学的な満月は、
ある一瞬の出来事を指すというわけですが、
私たちの生活の中での「満月」は違いますよね。
満月の日に上ってきた月は、
西の夜空に沈むまで、一晩ずっと「満月」です。
月が出てから沈むまでの一晩が「月夜」の単位になっているはずです。
今回の場合、
11日の午前 3時09分が満月になる瞬間なので、
その時刻を含む、10日18時に上ってきた月を満月と言うのが普通の人の感覚だと思います。
そうすると、
昨日(8/11)の月は、満月でもスーパームーンでもないということになります。
ところが、こんな説明もありました。
「一般的には、『満月になる瞬間を含む日に昇ってきた月』のことを『満月』と呼びます。」
だとすると、
「満月になる瞬間(8/11.03:09)を含む日」は8月11日になり、
8月11日の18時半すぎに出てきた月を「満月」ということになります。
「日付」を単位にしてしまうと、
「月夜」は「明け方の夜」と「夕方からの夜」の2つに別れてしまい、
分かりにくくなってしまいます。
やっぱり、夜は、一つでなくっちゃ!
たしかに、
新月・満月のカレンダーなどを見ると、
2014年8月11日が「満月」と表記されています。
もちろん、
3時09分とその瞬間の時刻も書かれています。
実際には、10日18時に上る月の方が真ん丸に近い形に見えますが、
11日の18時半すぎに上ってくる月の方を「満月」と呼びならわしているということなんです。
ですから、
昨日(8/11)の月は、満月で、それもスーパームーンだ
というのは正しいということになります。
「日付」で「満月」を扱っているため、
満月の時刻が午前の時は、
「満月」の瞬間(2014年8月11日午前3時09分)の月と、
「満月の日(2014年8月11日)」の晩の月は、
1日違う晩の月になってしまうのでした。

9月8日(中秋の名月、中秋節)がよいお天気になりますように!
スーパームーンは9月9日、17時59分が月の出です。(東京)
それでは、また次回(^_^)v