こんにちは、

AC です。



「うぁー、おっきなお月様。きれいだね~」

2012年5月の“スーパームーン”。
2012年5月の“スーパームーン
(Photograph by Andrew Fazekas)

太陽・地球・月の順に、一直線に並んだ状態で見えるのが「満月」です。

月は地球の周りを楕円を描いて回っているので、
常に月は地球に近づいたり、遠ざかったりしています。

月の楕円起動(名古屋市科学館)
月の楕円起動(名古屋市科学館)


満月と地球が接近する時が重なる時、月がいつもより大きく見える現象。
これを「スーパームーン」と言います。

2013年6月に観測されたスーパームーンは、通常の満月に比べて、14%大きく見え、30%程明るく見えたそうです。

スーパームーン、大きさの比較
スーパームーン、大きさの比較(NASA)



8月11日午前3時すぎに、
今年最大の「スーパームーン」が見られるそうです。
今日(8/10)の深夜ということです。

残念ながら、いま台風11号が接近しているので見られないかもしれませんね。

でも大丈夫。


米航空宇宙局 (NASA) によると、
今年 (2014年) のスーパームーンは3回もあるらしいのです。

7月12日は梅雨時期で見られない地域が多かったようですが、
9月9日に3回目のスーパームーンがありますよ。

9月9日午前10時38分が満月なので、
前日の9月8日の月が満月に近い月になります。


そう、今年の9月8日は中秋の名月です。

台湾や中国では中秋節(旧暦8月15日)で、春節(旧暦正月)並ぶ祝日です。

月が丸い=家族円満とかけて、
家族が集まって一家団欒の時間を過ごすようです。
またこの日には月餅を食べたり贈り合う習慣があります。

聘珍樓の月餅
月 餅 (聘珍楼)

天候が良ければ、大きくてひときわ明るい「中秋の名月」が楽しめるかもしれませんね。


大きな月(フリー)

昇り来る月を見つけて、その大きさに驚いたことがありませんか?

名古屋市科学館によると、
私たち人間が、月や太陽を肉眼で見た場合、
低空にある月や太陽を大きく感じるのだそうです。

この現象は「月の地平拡大」と呼ばれます。

これは
遠くの景色と見比べて大きく感じたり、
空の大きさとの対比、見上げる角度による依存など、
複数の心理学的な効果 (錯視的な) が重なったもので、

この心理学的な効果で、
私たちは低空の月を見るとき、
普段より何倍も大きく感じることがあるそうです。



「スーパームーン」な「中秋の名月」楽しみです。

9月8日がよいお天気になりますように!




それでは、また次回(^_^)v