昨日は子宮筋腫手術でした。
SLEやステロイドを使う持病を持っているときは、一筋縄じゃいかないのねと改めて感じました。
世の中には、子宮筋腫手術のブログはたくさんあります。
でも膠原病、SLEなどの疾患持ちで筋腫や他の手術経験のブログはほとんどないと思いました。
少しでもこのブログが、膠原病の方、その他の疾患に罹患している方の役に立てれば幸いです。
まずは、SLEの疾患があって、外科的な手術、出産などをすると、再燃する恐れがあります。
確率は分かりません。神のみぞ知る世界。
リスクがあるということです。
さらにステロイドの量、免疫抑制剤の量もリスクへ繋がります。
私はSLEになって8年目で、ようやくプレドニンが12ミリに減りました。
自分の中では本当に少ないんです。
しかし、一般的なSLEでもわりかし多い方でしょう。
抵抗性SLEは稀だから仕方ない。
ということで、開腹か腹腔鏡の選択では、当初、腹腔鏡の予定でしたが、
入院当日に開腹へ変更しました。
理由は以下の通りです。
①近年、婦人科学会で腹腔鏡で筋腫を削った際に飛散した筋腫のカスが、体内に付着して、そこから新たな筋腫が出来る可能性もある。
②手術時間が開腹より長く、麻酔の量や投薬する薬の量が多くなる。
③手術の体制が大腿骨骨頭壊死に負担がかかるかもしれない。
④結局のところ、筋腫が大きいので腹腔鏡で開ける穴と開腹で開く穴が同じ大きさになりそう。
⑤腹腔鏡で使う二酸化炭素にて、稀に血液へ二酸化炭素が溶け出して合併症が起こることもある。
自分は稀に当たりやすい定めにあると分かっているので、稀は起こると思う方が運命に勝つと思いました(笑)
しっかし、手術前受診してるのに、隣の部屋にいる仕事前のスタッフたちの大爆笑の会話がうるさいのなんのw
入院慣れてない人が、こんな状況に遭遇したら嫌な気持ちになると思いました。
私は
「隣うるせ~」って笑いながらポツリとつぶやきましたがw
先生苦笑い。
それで、やっぱり産婦人科の先生もSLEの筋腫患者さんの手術は手で数える程度しかしてないって。
おまけに治療抵抗性、難治性のSLEだとあったかなかったかの世界。
レアな人間になりたくないな~って思いました。
でも、レアな人間ほど印象は強いはずだから覚えて貰えるいいところもあります。