《行動の選択》
普段何気なく生活していると、自分の意思で決定していない事がたくさんあるように感じます。
例えば、仕事で上司に指示されたからやってる。とか
家で子供達にこれやってと言われたからやる。とか
仕方なくやっている事や、やりたくないのにやらされている事に溢れているように感じる事もあるかと思います。
依存症に例えたら、腹が立ったからパチンコ行く。とか
凄い悲しい事があったから、記憶なくなるまでお酒飲む。とか
でもそれって実は全て自分で選択している事だって気がついたんです。
上司の指示も、子供からのお願いも、腹が立った事も、悲しい事があった事も、
これらは全て自分の行動に対する「理由付け」だった事に気がつきました。
実はその理由のせいで動いている状態って凄いしんどくて、自分の行動の全てを誰か、または何かに「やらされてる」感覚になっているんです。
恐らく、依存症をあまり詳しくない方からしたら衝撃的かもしれませんが僕の依存対象である「お金」や「借金」。
使ってはいけない「お金」を使う事も全て何かの「せい」にしていたし、消費者金融にお金を「借りる」事にも「理由」を絶対につけていました。
苦しい事をする事を正当化する理由が欲しかったんです。
僕がお金依存症だと自覚してから、自分の生い立ちや、行動、その時の気持ちとかを振り返って考えてみて、依存対象に依存する時のパターンみたいなものが出てきたんです。
それは、疲労の色が濃くなった時と、孤独感に襲われた時。
最初それが判明した時にやろうと思った事は
「同じ状況になった時に気をつけよう」でした。
その結果、、、また同じように借金をしてお金を使いました。
今考えると当然だと思います。
なぜならフォーカスしているのが自分の借金してお金を使うという「行動」じゃなくて、
どうした時に借金してお金を使うのかという「理由」に目が行っていたから。
行動に対しての対処方を考えていなかったんです。笑
でも、実際その対処法など存在しませんでした。
行動に対して対処していると、全て行動に対する理由がどんどん出てきたからです。
では、僕がどのようにして、「止める」ことができたか。
それは、
【実は全て自分が選択して行動していた事を自覚できたから。】
理由なんてなくて、その時の気持ちなんかも関係なくて、
その時に消費者金融に行く事を決めたのも「自分」だし、そこで借金をする事決めて行動したのも「自分」だって事がわかったから。
そう考えるとそこに感情からくる理由だったり、他人からの指示だったりが全て排除できて、自分の「行動」だけを見つめる事ができたんです。
そうなった時に自分は行動を【選択】する事が初めてできました。
長くなってきたので、この辺にしますが、
全ての行動は自分が決めて行動している事に気がつくと、
自分を認める事にも繋がるし、気持ちも本当に楽になります。
楽になると同時にこうに対する責任感も生まれて、自信も生まれます。
とても人生楽しくなりますよ！！
どんなお悩みでもいいので個人的に話聞いてほしいなどの要望があれば連絡いただけると嬉しいです！！
- 前ページ
- 次ページ