皆様、大変ご無沙汰しております。
すっかり忘れられているかもしれません
が、私はインターネット上で「ぐり屋」
というお店を営んでいる、店主のGrinで
ございます。
小さな頃から「切り絵」が好きで、自分の
作ったものを、より多くの人にみてもらい
たい、出来れば必要とされたい、という
思いで立ち上げた「ぐり屋」ですが、商品は
「ぽち袋(硬貨専用)」と「短冊」の2つ。
しかも、なんとも需要が少なそうなもの
ばかり。
次なる新商品を…!
と意気込み、方向性も割とすんなり決まり、
いざ試作をしてみよう、という段階で
様々な困難に直面することとなりました。
というわけで、今回で2回目の、
ぐり屋の新商品開発日記です。
◇◇◇
今回の商品は、紙(和紙)でありながら、
「防水性」を持たせる必要がありました。
そこで、白羽の矢が立ったのは、
「レジン液」。これを使用することで、
新しい商品の構想を、現実のものに
出来そうです。
早速、材料を用意し、道具を準備し、
試作に取り掛かりましたが…
これが、なんと難しいことでしょうか。
レジンの扱いの難しさに、悪戦苦闘する
日々がやってきました。
何が難しいかと言いますと、
①当初、和紙をレジン液でコーティング
することを考えていたのですが、単純に
和紙に液を塗って乾燥させると、和紙が
真っすぐににならず、ベコベコに。
②「穴が空いた状態のプレート」を作る
方法を探すのに、結構苦労しました。
③ライトを当てて硬化させたと思ったら、
実はまだ固まっていなかった…
なんてことも、よくあります。
④そもそもレジン液に気泡が入る…
これには現在も悩まされています。
さて、悪戦苦闘した結果、やっと皆様に
お見せできる形になってまいりました。
おや、これは、丸いプレートのような形
をしています。しかも、小さな穴が空いて
いるようですね。
そして、冒頭で述べましたように、
「『防水性』が必要なもの」でもあります。
果たして、これは何に(どのように)
使うものでしょうか。
◇◇◇
次回は、この新商品(案)を、無事に世に
送り出すことが出来ました頃に、詳細を
お伝えできればと思います。
しかし前述の通り、まだまだレジンの
扱いに慣れておらず、商品化までには
時間がかかりそうです。
気長にお待ちくださいませ。