自分は、無臭パトムなので、有臭かつパトムではない人は、あまり関係はないと思っていた。
しかし、最近の海外の腸内環境の調査によると、腸内環境が似通っているという論文がでてきており
少しだけ関心をもって調べたりしている。
今回は、主に肉、魚を食べた時に糞便臭が発生する場合について考えてみる。
まず糞便の体臭は、FBO(fecal Body order)と呼ばれる。
糞便体臭などと日本語で検索しても、情報が出てこないが
英語では、たくさんヒットする。
考えるにあたり必要な情報がほとんどが英語になるが
今は、グーグル翻訳などがあるので、読むこと自体は簡単にできる。
ググれば、たくさん情報がでてくる。また、同じ悩みで苦しんでいる人も多数、見つけられるはず。
1973年の糞便体臭に関する論文
かなり昔から、この糞便体臭、FBOは研究の対象になっている。

日本では、情報が少ないが、海外では情報がそこそこ出回っている。
研究論文なども数多く出ている。
日本で情報をとるよりは、海外から情報をとったほうが、明らかに早いと思われる。
まず、明らかな糞便臭の場合、考えられる原因は、主にインドールとスカトール。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8710772/
では、何故、このインドール、スカトールが体内で発生したか?
考えられる原因として、いくつかの物質があげられる。
トリプトファン、チロシン、フェニルアラニン、ヒスチジン、アルコール、酢酸等。
これらが、スカトール、インドールの原因となる可能性がある。
チロシン チーズ · 納豆 · 豆腐 · バナナ · ナッツ類
フェニルアラニン 豆類(大豆、小豆、そらまめ)、ナッツ類(落花生、カシューナッツ)
酢酸 梅・ぶどうなどの果実や柿・りんごの皮、花やはちみつ
アルコール 醤油、調味料
トリプトファン 魚、肉、白米、玄米、そば、牛乳、チーズ、ヨーグルト

ヒスチジン カツオ、マグロ、カジキ、ブリ、鶏肉、豚肉、牛モモ肉、ハム、チーズ、大豆、油揚げ、納豆

こう見てみると、肉や魚を食べた場合に糞便臭が発生するということは、
トリプトファンかヒスチジン、もしくはその両方が主な原因と考えられてくる。
糞便臭の濃度は、これらの含有量に比例している可能性がでてくる。
可能であれば、さらにここを切り分けて、代謝のメカニズムを特定できないか。
そこから、糞便臭の原因をさらに絞りこんでいくことができる。
あとは、海外のFBOのコミュニティで、情報交換をするのがいいと思う。
さて、肉、魚を食べた時に、焦げ臭いにおいが発生する場合
糞便臭とともに焦げ臭いにおいが発生する場合、それは何が原因だろうか。
焦げ臭いと聞いて、まず思い浮かぶのは、アルデヒド類。
プロピオンアルデヒド
ノルマルブチルアルデヒド
イソブチルアルデヒド
ノルマルバレルアルデヒド
イソバレルアルデヒド
どのようなアルデヒドが体内で生成されているのか、分からないが
原因は、醤油やタレにある可能性がある。
https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010938386.pdf
醤油のメイラード生成反応物が、体内で化学反応を起こし、特定のアルデヒドを生成している可能性がある。
肉でなくても、醤油、タレなどが食べ物に入っている場合、それが焦げ臭い匂いの原因になっているかもしれない。
肉や魚を醤油やタレなしで食べて、どのような匂いがするかで原因を切り分けられる
このように、非常に細かい化学物質単位で考え、原因を切り分けていく必要がある。
体臭、匂いは、全部化学物質に因数分解でき、難問ではあるが、解くことが可能であると思う。
こんな感じの匂いだった、という主観的なデータから、体内で客観的に何が起きているのかを導き出すのは
非常に難しいが、かなり解像度をあげて、答えを推測することは可能だと感じた。