急性骨髄性白血病〜3回の移植、再々再発を経て -3ページ目

クリスマスは、こない

ここ数年の
クリスマスの思い出はない


どうしても苦しくなっちゃう、この時期

初発で診断された
2016年12月1日を皮切りに

我が家に
クリスマス、ってのはなくなっちゃったなぁ


ここ数年は弟くんやお姉ちゃんにも
プレゼントどころじゃなかった


そこから我が家にサンタさんは
来なくなっちゃったもんね

そこから年齢も大きくなったから
誤魔化しも効かなくなって
それまで毎年、サンタの衣装を着て白髭をつけたじいじサンタ(旦那父)も

 じいじサンタからだよ〜

って、私服で姿を明かすようになったなぁ(笑)


それでも、毎年、旦那実家に
旦那妹夫婦ら、甥っ子姪っ子たちも集まって
ご飯食べて、ケーキ食べて、子供ら同士のプレゼント交換はしてる
今年もやることになってる




yuちゃんの病院では
今年もサンタさんは来てくれてるよね

毎年、病棟ナースの新人さんを中心に
クリスマス会やってくれたり
いろんなボランティアさんが入って
イベントが行われるよね

初発で入院したばかりのときは
クリスマスどころじゃねーよ!
って、来てくれたサンタさんにプレゼントもらっても
イベントで部屋を回ってきてくれても
嫌な気持ちばっかりで
なんか複雑な気持ちだった


2016年、2018年、2019年、、
3回のクリスマスを病院で過ごした

そんな中で
治療してる子供たちにとって
季節のイベントが、どれだけ楽しみで
治療してる病院生活の中にも
普段に近づけれるように、と
工夫してくれてること
イベントを考えてくれてること
子供たちにとって大事な大事な
一生に一回のイベント事であること
ってのを考えさせられてた


コロナ禍でプレイルームに集まって
みんなでできないときは
各部屋を回ってくれた

病状や治療で好中球下がってて
お部屋から出れないお友達のところにも
回ってくれた


大事な時間_______



あと何回クリスマス迎えられる?
来年も同じように迎えられる?


そんな思いも、よぎったりして

でも、怖くなって考えないようにしたり_______






クリスマスだねぇ。。
yuちゃん。


あーーー
可愛い。。


弟くんと、お姉ちゃんへの
プレゼント何にしたらいいか〜〜〜






この感じ、知ってる

テレビで
お空に行った娘さんのご両親が
会見を開いていて


 あ、、
 この感じ、、知ってる________


って思った


夫婦で並び、
人前に出て言葉を発するなんてこと

一生に数回、あるかないか、じゃないかな


その最初は

自分の結婚式だったと思う________

先の最後に
旦那と両脇にそれぞれの両親がいたな
旦那が、人前でなんて言うのかハラハラしてた


順番的には、順当で言えば
次にそうやって、夫婦並ぶのは
子供らの結婚式だったはず


それよりもずっと先にやってきた
夫婦で並ぶことになった

あのとき、yuちゃんとのお別れの日
みんなの前に立った時

旦那が何て言ってたか
みんながどんな顔してたか


覚えてないなぁ、、


旦那が前日とかに
言う文面考えてたのは知ってる
葬儀屋から渡された、よくある原文を
そのまま読んじゃえばいいのに、、
って思ったのに

なんか一生懸命考えてたな


いつもは前に出る事ない旦那が
父としてyuちゃんの頑張った姿を
可愛かった姿を
伝えたかったんだろう



みんなに言われる
わたし、通夜の時、
しっかりしてた、って

ちゃんと立って
泣きながらも、笑顔で挨拶してた、
って


誰か来てたとか
ウロ覚えだから
きっとマシーン化してたんだろう


その反面、
yuちゃんのことだから
ちゃんとしなきゃ
yuちゃんのことで
親として出来ることは
数少ない
恥じる事なくやってあげたい


そういう気持ちもあったと思う



憔悴し切って
泣きわめいて
嫌だ嫌だ!と
駄々をこねて大暴れ、、



そうやりたい気持ちもあったけど


できなかったなぁ。。


元々のキャラ、、なのかな

どこまでいっても
真面目ないい子ちゃんだわ


そんな
パワーさえもなかったんだな




今日はyuちゃんのためにありがとう
そっちの方が大きかったな
あのときは




テレビでみたご両親も
ご両親のお立場ってもあるから
テレビに出ざるを得なくて
アレコレ詮索されてしまう時代だから
そこは、ご自分たちの口で言って

それでも、、


あの骨壷を
小さな箱を
抱えての姿は


なんとも言えない


 あ、、あの姿、知ってる


だった
衝撃


あそこまで出なくてもいいのに
文章とかでもいいのに
親としての
芸能人としての務め
なんだろうか

切なかった


そして、今からくる苦しみ、悲しみが
またもっともっと大きいってこと




アナ雪は
yuちゃんにとっても大事で
また思う要素が詰まってしまった


yuちゃん、アナのお姉さんによろしく

新しい車


あれから________



思ったよりも納車が早まった

どちらにしても車検が切れるから
代車になるか新車になるか、の違いだったのだけど


年内、大事に乗ろう

って思ってたのに
月日は経っていて

とうとう、その日が近づいてきてて


1週間前、長距離を乗るのは最後かなー
とか
手放す日が近づくほど
なんだか惜しくなってきて

前日には、憂鬱で憂鬱で、、

結局、車に乗ってる細々したものの荷物整理もままならないままだった


契約しなきゃよかったかな。。
まだ乗れないわけじゃないし。。
キャンセルとかできるのかな。。

とか、グルグルしてて


お姉ちゃんは

 明日、新しい車くるねー
 学校帰ってきたらもう新しい車ある?
 楽しみ〜♪

なんていうのにも
ハンパな返事、、




yuちゃんの月命日、翌日が納車日_______


当日の朝まで友達にも
このウダウダの
嫌だなーの
憂鬱LINEをしてて

寒波到来
そして大雨_____

わたしの気持ちそのまんまじゃんか



って、気持ちも乗らないま支度してた



車屋さんまでのラストラン
そして、新しい車に最初に乗るのは
yuちゃんじゃないと怒るよなぁ。。


って、憂鬱な気持ちも残しながら
yuちゃんルーを連れて


いざ、玄関を出た、、



ら!!






嘘でしょ。。



いつのまにか大雨は上がってて

虹が出てた


うわーーーーーーんえーん




ごめんね。
ごめんね。

yuちゃんの知らない車にしてごめんね。

あんなにいっぱい
yuちゃんと一緒に通った病院
いつも一緒だった車、手放すことにして
ごめんね。




yuちゃんルーを乗せて出発



そのあとの道中も
所々で、虹がみれて

励まされた

都合いいよな、、って思いながら


この車を初めて受け取りに行ったときのこと
保育園の送り迎え

yuちゃんの病気を地元病院で診断され、
転院のためにyuちゃんをこの車で連れてったときのこと
yuちゃんの最後の日の夜、
1人でこの車で家に帰ってきたときのこと


いろんなことを思い出しながら
涙涙




新しい車は
もちろんyuちゃんが助手席1番乗りだね



緊張しながら
ゆっくりゆっくり帰ってきました


新しい車
これからよろしく

いろんな想い、乗せてってね