こちらの続き
S氏とC嬢は予定の飛行機が定刻で出発
道中も順調でこの季節には珍しく予定より早く浦東空港に到着。
※便名を聞いていたのでFlightradar24を使いリアルタイム状況を確認。
入国審査が完了した連絡受け、私も自宅を出てホテルへ移動する。
彼らの移動を考慮して最寄り駅は「江苏路」と設定済
土地勘がまったくない彼らでもわかりやすい道順が良いだろう。
道路に沿って歩けば良いコースを選択。
多少は遠回りになる可能性もあるが数分だろう。
予想通り15分程で、ホテル到着。
すでに到着済の彼らに連絡を入れ、ホテルロビーで合流に成功。
S氏は数週間ぶり、C嬢は約6年ぶりとなり再会を喜ぶ。
さっそく、購入済であるKFCちいかわグッヅをC嬢に渡して確認してもらう。
非常に喜んでくれて良かった。
また、彼らは、私と嫁向けのお土産を準備してくれていた。
日本酒4合瓶とSKⅡの化粧品セット。
これには驚いた…しかも、SKⅡとか高級品じゃないか。
嬉しいけどこんなの頂いても良いのか?高すぎでは?と
思ったのだが…受け取らない選択肢は無い…有難く頂戴する。
南京東路へ向けて移動開始をするが、
その前に彼らのWechatやAlipayの電子決済が使えるか?
事前に設定しているとはいえ、実際に使えるとは限らない。
通りがかりの商店で、飲み物を購入。問題無く決済できたことで安心する。
次は、上海市内の交通カードを買ってしまう計画
毎回キップを買うのは面倒ですしね。
問題は「どの程度の金額をチャージするのか?」である。
今回は新規カードを買う形になる。
50元で買うとカード代5元を差し引き、実際のチャージは45元。
が、これで3日間の移動には微妙に足りない気がする
私が不在の時に、チャージ残金不足になると厄介だ。
彼らとも相談し、100元チャージで残高不足リスクを回避することにした。
さっそく、自販機で買う。もちろん、決済は彼らである
無事に決済が完了したが、カードが出てこない(;´Д`)
あれ?なぜ失敗となった?
決済は終了しているし操作超過時間はまだ余裕があるのだが?
あれこれ話をしていると、警備員さんが来たので、声をかけた。
「決済に成功したがカードが出てこない」と告げると
ちゃんと翻訳アプリが入ったスマフォをもっていて
何が起きたのかの確認と、どのように処理してほしいかを聞いていた!
これには、驚いた!昨今の問題もあるので猶更だ。
彼は我々が日本人であることに気が付いている。
実際の現場では、こういったインバウンド対応はしっかりしていて感心する。
結局、決済は成立せず、しっかり100元は返金されている事を
スマフォ画面上で確認できたので、金銭的損出は無いことを確認。
で、あれば、ごちゃごちゃ言ってもややこしいことになるだけだ。
係員へは、問題が解決したことを伝え、お礼を述べて退いてもらった。
ふと自販機を見てみると、新規カード購入が「暫定停止」表示となった。
結局、機材トラブルで買えなかった可能性が高い…
3日間の滞在でだし、毎回切符をかっても手間は無視できるだろう。
彼らに自販機を使い方を教えて、使い捨て切符を購入。
この後、改札を通り、2号線に乗車。
比較的混んでいて、S氏と先ほどの交通カードについての雑談をしていると
目の前に座っている20歳代前半と思われる女性が、ちらちらこちらを見ている。
ん?様子が少しおかしいな?女性が我々に話かけてきた。
女「外国人ですか?」(中国語)
S氏とC嬢は、日本語しか話できないので、ポカーンとしている。
これは私が対応するしかないが、昨今の状況もあり警戒を高める
が…女性の表情を見ていると非常に柔らかい表情でニコニコしていて
何か楽しいものを発見したように見える。
これが、繁華街だったら、無視確定なのだが…ここは車内。
知らないふりするよりも、普通に回答したほうがリスクが低いと判断
私「そうですよ。日本人です」
女「いつ上海にきたんですか?」
私「彼らは、私の友人で今日上海に到着したんです」
女「あなたは、いつ上海に来たのですか?」
私「もう上海に15年いますね。」
女「えー長いですね!」
私「私の奥さんは中国人ですからw」
そういう雑談をしているうちに、女性グループが下車するようだ。
私「私たちは、ここで降りますので、席に座ってください」
と、言われ、お言葉に甘えて入れ代わってもらうことになった。
なんか、気持ち良い会話が出来てしまったのは予想外
随分とフレンドリーな女性だったな…
こういう会話ができたのは正直うれしいね。
彼らが下車したので、今の会話についてS氏とC嬢に解説する。
S「すごいね…普通に会話できているじゃん」
C「何をいっているのか全然わからなかった!」
と、褒められてしまう…
いやいや、在中15年以上で、この程度しか会話できてない。
むしろ、恥ずかしいレベルなのだが、まぁ中国語を聞き取れない人であれば
当然の反応かもしれない(^^;
また、先の女性ついて、C嬢は、このように分析。
先ほどの女性は、私の「痛ちいかわ」仕様スマフォをガン見していたと。
中国語以外の話をしていて、「ちいかわ」スマフォを発見
もしかして、日本人かも?と思って、声を掛けて来たのでは?。
あの子も「ちいかわ」派閥だったのかもしれないね。
なるほど…この分析は、正しい可能性が高そうだ(笑
今回の私の行動選択は正しかったが、油断は禁物である。
昨今の問題で巻き込まれたり、私の行動がきっかけになり
気分を害した人は何をするかわからない。
「勝って兜の緒を締めよ」である。
今回アテンドする彼らに大きなトラブルに巻き込まれないようにするのは
私の今回の絶対的なマストなミッションである。
もちろん、C嬢の「ちいかわ」ミッションを達成にも全力を尽くしますよ。
この後、南京東路駅に到着…私も久しぶりにここで降りた。
さて、ここからが本番だ。
C嬢上海来訪 初っ端から最大イベント開始である。
次回へつづく…








