自分のことを周りの人が悪く言う、

また、悪く言われているようである。



それが一日中、気になってしまわれて悩まれている方の中には、

人を想い、気に掛ける優しいお人柄の方が多いかと思います。

しかし、その一面が返って、心身ともに疲れさせてしまう場合があるのです。

それは、無意識の内にあらゆる相手を気に掛けている為です。




ですから、相手が原因と見るのではなく、自分で自分を疲れさせている部分もあると云うことです。

確かに、人のことを悪く言っている周りも決して良くはありません。

しかし、悪く言ってくる人達を相手にして考えては、心の対象法が見えてきません。



相手を必要以上に憎むことは良い結果を生まず、自らを悪循環の世界へ踏み入れることとなります。

悪く言ってくる周りの人達は、ある意味、口癖のような部分もあり、

悪循環の世界にいる住民と思って下さい。

悪く言うことを趣味にしていると云いますか、

誰にでも、不満や差別視してしまう心癖を持ってしまっていて、自らも悪気を感じてはおらず、

悪く言う内容に大それた根拠もなく、悪く言うことで相手へどれだけの影響を与えているかなど、

考えても感じてもいないものです。

そのような人達は、悪く言う対象者がいなくなれば、また、違う対象者を見つけるだけです。

挙げ句には、その悪く言う周りの仲間の中から見つけ出し、繰り返すだけなのです。

その程度の人達なのです。



そのような人達を気に掛ける必要はありません。

臨機応変に、良い意味合いでの独断と偏見を持たれるべきですね。



ご自身が大切とされている人を想う気に掛け方は、

どなたに対しても変わらない同じようなことをしなくても良いのです。

お気持ちは判りますが、無秩序な現代社会のコニュニケーションでは、

相手によって使い分けをされた方がご自身の心に余裕が生まれてくる筈です。



無理して構う必要も、聞く耳を持つ必要もありません。

その方がきっとラクになれると思います。