本日のお稽古ブログ担当の木原です。
本番まであと少し!
お稽古も次第に追い込みに!
が
各セクションの皆さん、まだまだ試行錯誤!
昨日より、今日!
さっきより、いま!
次の瞬間に向けて
どんどん新鮮に、新たなことに
挑んでおります。
いまだって面白いことも
きっと明日にはまた違う面白さに変化させていくことでしょう。
劇場で、皆さんに観ていただくときにどうなっているのか!
心待に本番をおまちくださいね!
それでは
劇場であえますことを切に願って。
本日の担当、木原でした。
さて
お稽古ブログの仕事は果たしたので
ここからは
僕の個人的な長いつぶやき!
お付き合いくださるかたはお目通しください。
僕はACさんに参加していて、みなさんのお稽古をみているのがとても好きです。
そんな僕のとった
こちらのお写真をご覧ください!
はい!
ピントがひどいですね!
こちら、隠し撮りです!
休憩時間の風景。
手前からいきましょう!
左側。ごみ袋ですね!
ごめんなさい!
スルーで!
そのおく、和服の女性がおりますね。
時代が幕末なので、登場人物たちの多くは和装です。
当然、歩く、止まる、ものを手にするなどなど、所作が洋服とは微妙にかわってきます。
なのでお稽古用に皆さん、浴衣などをもってきてお稽古をしてます!
所作大事!なれること大事!
そして体勢をみると、これはどうやら踊りのような??
日常所作のみならず、着物で踊りも出来るようにしないといけないわけですね。
いやはや、一日二日で着こなせるわけではないと頭ではわかっていても、なかなか自主的な行動へ腰が重いもの。
取り組むという行動をする姿勢は
素敵ですね。
はい次ー
男性がおります。
こちらの方が手にもっているのは刀!
よーくみると、不思議な持ち方。
これ、本当は刀をくるくるまわしてる所。
僕も出来る!くるくる。
が、どうにもこうにも大違い。
僕がやると手元みちゃうし、表情こみですべてが格好が悪くてびっくり。
この男性、すんとした顔でまったく手元をみずにおやりになってますが、めちゃくちゃ綺麗な刀の動きをしておりました。
自主練習なのかはわかりませんが、こうやって刀の扱いを馴染ませていってるのでしょう。
刀捌きの綺麗さは、日々の積み重ねがそうさせるのですね。
そのおくには
金髪の女性がなにやら手ぶれがひどくうつっておりますね。
世話しなく動くとこちらの女性は、ダンスの確認かしら?
この方のダンス、僕はとても好きです。
踊れない僕からしたら、自主練習なんているの?
と
思っちゃいますが
お稽古の時に力を発揮し、更に本番に繋げるということは
出来る人だろうが、むしろ出来る人だからこそサボることなくやるのかと、頭がさがります。
さらにさらに
その更に奥、段ボールの後ろにややかくれて
男性が二人おります。
こちらは台詞の練習。
あるシーンでこのお二人の会話があるのですが
この方々も暇があれば台詞をあわせております!
覚えが悪いわけでは、ございません。
一人でも台詞は言えるのですが
やはり、相手がいるのといないのとでは大違い。
でも、休憩中などに休んでいる相手役の方を捕まえてやるのは
心苦しかったり、疲れている相手への気遣いで行動できなかったりします。
そこをやれるのは、信頼関係であったり、お互いの意識であったりなのでしょう。
さてさて
文字にすれば役者として当たり前のことばかり書いてきましたが
休憩中などに練習をしている人間が偉いとか、正しいとか
そういうった話ではございません。
そこは価値観ですし、ケースバイケースです。
ACさんはお芝居だけでなく、ダンスやアクションの身体表現がまた一段と素敵な団体さんです。
でもそれは
ただ運動神経がいいとかではなく、どれだけ練習したかの発表でもなく
その人にとって当たり前のように衣装を着こなし、その台詞を話、刀をつかってアクションをし、ダンス踊る。それらが出来ているという所だなぁと僕は思っておりまして。
そして、それがなかなか出来ない僕は
出来ている方々が僕よりもやっている姿をみて、みなさんの魅力を再確認し、その方々が試行錯誤する一期一会の各場面を側でみれているのが
本当に好きで、贅沢におもいます。
これは、ACさんに参加できて、お稽古場にいれる特権だなぁと。
そして
僕は出来ないのに、自主練習するより、みなさんの立ち振舞いにみとれている自分のサボりをわかっていながら
今日も隠し撮りがふえていくのでした。
明日のお稽古もたのしみだなー!!