禁断の恋がしたくなるアニメ
ドメスティックな彼女「はじめに」”ドメスティック”は「家庭内」という意味で使われていて、暴力描写を指すものではありません。ドロドロの三角関係を描いた、少し重めな内容の作品に感じるかもしれません。ですが、”このあとどうなっちゃうのよ”という凄まじい展開が何度も訪れ、次のストーリーが非常に気になるストーリーです。作者:女性漫画家である流石景(さすがけい)出版社:講談社の『週刊少年マガジン』2014年から2020年まで連載漫画単行本は全28巻。『ドメスティックな彼女(ドメカノ)』の最終回に至る漫画版の結末が、様々な反響を呼んでいます。アニメ版は全12話まで、単行本は8巻あたり。「あらすじ」主人公の夏生(なつお)は友達に誘われた合コンで出会った瑠衣(るい)という少女といきなり初体験を経験し童貞を捨てるところから物語が始まるインパクトある出だし。なりゆきでしてしまったことに高揚しながらも、好きな人(ひな)のことを諦めきれずにいた。そんなある日、父の再婚相手の家族が訪ねてくる、その家族というのが姉の橘陽菜(たちばなひな)と妹の橘瑠衣(たちばなるい)であった・・・彼女らは再婚相手の連れ子であった。そこから、ひとつ屋根の下で暮らすことになった3人の、ピュアで過激な三角関係がスタートすることに。「人物紹介」藤井夏生(ふじいなつお)幼いころに母を亡くした男子高校生夏生は高校の教師・陽菜(ひな)に対し密かに想いを寄せている。しかしそれは叶わぬ恋だと、心の中に押し込めていたがその想いはだんだん抑えられなくなっていく。橘瑠衣(たちばなるい)高校教師の陽菜(ひな)を姉に持つ女子高生。元々、社交的ではない性格だが早く大人になりたいという焦りから合コンで出会った夏生と初体験を経験する。最初は夏生のことをただの同居人ぐらいにしか思っていなかったが一緒に生活しているうちに恋心が芽生えることに。橘陽菜(たちばなひな)高校教師「作品の魅力」①三角関係の禁断の恋!主人公の夏生が妹の瑠衣と初体験す流ところから始まりますが、教師である陽菜に恋心を抱来ます。しかし、それは絶対にかなわない恋と知っているので、その感情を押し殺そうとします。そうこうして主人公と主人公が恋心を抱いていた陽菜、主人公が初体験をした瑠衣の三角関係と禁断の恋がどうなってしまうのか。序盤から終盤まで一切飽きることなく読み進められる内容でした。②普通の恋愛ものにはないスリリングさと現実でも起こりうるリアリティさドメスティックな彼女の魅力は、優柔不断な主人公です。王道の恋愛アニメのストーリーは、魅力的な男主人公がたくさんのヒロインに優しく接したり、男気を見せたりして惚れさせていく、というものが多いですが、ドメスティックな彼女はそうではありません。主人公の夏生は、最初から一貫して陽菜に恋心を抱いているも、初体験をした瑠衣のことも気になっているという優柔不断な性格です。しかし、このキャラクターの優柔不断さが作品に面白みを与えていると思います。どちらの女性も選べないという、現実でも起こりえるような設定が作品にリアリティーを生み出し、自分だったらどうするのか、という事を考えながら見るというのも楽しみ方の一つです。「最後に」禁断の恋をしてみたいと妄想している方!ドロドロ恋愛ストーリーが好きな方!まだ観ていない方はぜひアニメから観てほしいですね。必ずその後の展開が気になって仕事も手につかなくなり、ゲオでレンタルすることになるでしょう。個人的に2019年アニメでトップ3に入る満足度でした。