20年程前の話です。
その日は遅番で、夜9時近くのバスに乗り帰路に着きますした。バスは満員で運良く通路側の席に座る事が出来ました。
1日中立ちっぱなしの仕事だったので、せめて帰りのバスは座りたかったんですよね。
座ってたら同じバス停から乗って来た人が、私の膝の上にバッグ👜を置いたんですね。何も言わずに。
えっ!誰?何と失礼な人❕と思い~同時に絶対この人誰かと間違えていると思い、その人の顔を見たんですよね。
そこには、私が知らないお嬢さんがいたのです。
ニコニコ☺しながら・・・
顔を合わせたら私の知らないお嬢さんだったのですが、バッグ👜を私の膝の上に置いたままだったんです。
という事は、このお嬢さんは私を知っている!?
でも私は思い出せない!頭の中は家🏠の近くのバス停に着く迄「このお嬢さん、どこのお嬢さんだったっけ❔」
私の頭の中は思い出せないで、いっぱいいっぱいでした。
やっと降りるバス停に着きました。何とそのお嬢さんが膝の上に乗せてたバッグ👜を、これ又何も言わずに取ったんですよね。
私が降りた後そのお嬢さんは、声を掛けたんです。
「お母さん」と・・・
何と散々悩んでいたそのお嬢さんは、私は娘だったんです(大爆笑)
何故分からなかったかというと、いつもの長女とは全く別人に変身していたんです。
長女の髪の毛はパーマをかけたような、凄く天然の癖毛だったんですよね。
それに眼鏡👓を掛けていて・・・
大学に行く前に、ひどい癖毛を切ってストレートにしていたんです。その上に眼鏡👓を外しコンタクトを入れていたんです。
二人でお腹を抱え笑いながら帰りました。
長女はバスの中で一生懸命に考えている私が面白かったようです(この親にしてこの子あり!って事でしょうか(笑))
家🏠に着いて次女に話したら「嘘ぉ~マジあり得んし。でもお姉ちゃんの顔確かに分からんよね。でもお母さんが自分の子供が分からんて、信じれんよね」
この事は、何年も我が家では語られました。(笑)(涙)😢
因みに子供達は私の事を「サザエさん」とあだ名を付けていました。
嘘のような本当の話、いかがでしたでしょうか?