続きます。

 

夫とお店の従業員の女性が姑の介護をし、私は外へ働きに行き娘の世話をするといういびつな状態が2年以上続きました。

 

いよいよ入院しなければならなくなっても、病院食を食べないため、夫がご飯を作って毎日病院へ届けに行っていました。従業員の女性と一緒に(笑)

もう、何が何だかわからん状態です。

 

その間、営業しないことでひっ迫する経済不安を何度も何度も口にする夫。

私は、姑の介護に関われないから、少しでも力になりたくて、その状態を何とかするべく起業準備に入りました。

 

ところが。

 

それすら、夫にとっては許せないことだったようです。

何で始めたのか、何度も何度も説明したのに。

 

介護を手伝って要らない、関わってくれるなと言っていたくせに、手伝わなかった私を延々となじってくる、よう分からん状態です。じゃあどうすれば良かったのかしら??謎です。

多分、言ってる本人も分かってないんでしょうね。分からんけど、ムカつく気持ちをぶつけざるを得ない。サンドバックが必要だったんだろうな。

 

そんなこんなで、去年の11月、姑は他界しました。

その時点で、私が嫁に来る10年以上も前から夫の家族に関わってきた女性従業員は、葬式やすべてのことを仕切るように。

そりゃー、嫁の立場全くゼロです。姑の面倒見なかったんだから、当然よね。ってことになるのかな。

 

そこから、今年の1月の地震。

 

初詣客を見て、

 

「こんなに人が死んだのに、あいつ等マジでクソやな!なぁ?そう思うやろ??」

 

と娘や私に強制的に同意を求める夫。いやー・・・娘にそういうの、本当にヤメテほしい。

同意もできないし、被災地を思って家に居なければならない、という法律もないし。

 

遠方から来ることを以前から予定してたのかもしれないし、被災地のことを祈りに来たのかも知れないし、何も分からないくせに。

 

「彼らがどういうつもりなのか、私は分からないけど、そういう人もいるんだな、くらいにしか思えない」

 

本心を云ったことが、彼の中で大問題だったようでした。

もうこの時点で、かなり精神的に壊れていたのかも知れません。

 

彼の中で私は極悪人認定されてしまいました。

 

・自分の大切にしている人を大切にしてくれなかった

・自分が大変だった時に1つも助けてくれなかった

・介護で苦しい思いをしている時に、自分のビジネスとかふざけたことを抜かした

・女性従業員しか自分を助けてくれなかった

 

これが、夫の言い分。

でも、私は私で精一杯の愛情だった。

・死ぬほど嫌いな姑の介護を手伝おうと何度もトライしたこと

・会社で仕事、今年受験の娘の世話、土日は店の手伝いをしていること

※ってか、嫁に来る時、店にはタッチしないって約束だったはずなんだけど・・・(笑)

・起業は何とか彼をサポートするために始めたこと

・彼の健康状態を立て直すために始めた健康法

 

全部、かみ合わない。

自分のことを認めて欲しいだけの言い争いが連日朝まで続きました。

 

そして、1月4日から。

 

パッタリ、店の営業を止めてしまったのです。

 

・朝、布団から起きられない。

・仕事をする気が全く起きない。

・希死念慮。言い争いになると「明日死んでやる」という。

・毎日、毎日、ワインボトル1本を空ける日々。

・常に刺々しい態度。些細なことで言い争いになり、それも全て「お前のせいだ」と思い込んでいる

・自分が言い出したことを、突然忘れる。

 

本人が精神科にかかることを拒否したため、正式に診断されたわけではありませんが、おそらく「アルコール依存症」と「うつ」でした。

 

そして、半年たった今でも、彼の中で私に対するジャッジは、極悪人なのです。

何度も何度も『そんなつもりではない』と訴えてきたのですが。

ま、彼にとっての真実はその通りなんだろね。

 

続きます。