旦那が不倫してたの、一昨年の12月から去年の6月頃までで、もうすぐ1年が過ぎる。
長かったようで、あっという間でもあったかな。
どこの浮気やら不倫やらでも同じらしいけど、その相手に気に入られるために、相手に良い顔をするために、あり得ないくらいのお金と労力をかけて、尽くして、外見にも気を遣って、妻には舛添も真っ青のあり得ない矛盾した論理や嘘を展開して、自分を正当化する。
バレそうになった時は、凄まじくキレて、何もかも妻のせいにして、二の句を継げなくする。
我ながら、良く我慢して生きてたなぁ、と思う。
次同じ思いしなきゃいけないなら、間違いなく一瞬で逃げる。
時々、その時のことを思い出して、喉や胸が詰まって苦しくなる。そんなの思い出すのは、たいてい夜で、一晩中眠れなくて泣いて過ごす。
会ったり連絡したりを隠すために周到に計画して騙していたこと、私が核心に近づくたびに酷い攻撃をしたこと、娘を私に世話させている間に相手の女と楽しくデートしていた事、私を罵って追い詰めていた裏で女に甘い言葉を吐いていた事、結婚記念日に女と旅行行った事、私が大好きだった思い出のお店で女と2人でデートした事、記念日の埋め合わせで行ったお店にも女を連れて行こうとしてた事、離婚するなら娘の親権も渡せと詰め寄った事、女とデートするために服を新調してた事、初めて家族だけで行った旅行が嬉しくて泣いた裏で、旅行先でも女と繋がっていた事、最後まで女を庇っていた事、他にもいっぱい。
最近、誰かに嫌な事を言われても、あまり気に障らなくなってきたし、落ち込んでもすぐに立ち直れるようになった。
娘の事でイライラする事はあっても、死にたくなる事も、無気力で何もかも手に付かなくて途方にくれる事も、無くなった。
自分の価値を、割と高くしていられるようになったからだと思う。
だけど
こんな事を思い出したら、一気にその時に逆戻りする。
一生懸命に維持してる自分の価値が、地べたに叩きつけられたような感じがする。
書いてて、何で許せないのか、分かった。
また同じように嘘つくんだろうとか、私を大事にしてる様に見せて、好きな相手が出来たら簡単に裏切るんだろうとか、一緒に住むなら気持ちが欲しいと願った私の言葉に「俺は誰とでもそれなりに上手くやれる(お前に愛情なくても)」と言った言葉に凄く傷付いたからとか。
色々ある。
どれも、ちゃんとした理由だけど、
1番の理由は、
これらの過去が、私の価値や自尊心を著しく失墜させるからだ。人生の全てにおいて、負けてしまった気がするからだ。
多分、このままじゃ、一生許せない。
私が、自分の価値を、最高に高く見積もらない限り。旦那に裏切られた自分を、そのまま認められない限り。
どうありたいか、最高に価値ある自分は、どんな人間か、考えてみよう。
そして、こんな過去を思い出して、傷を拡張してしまう自分の思考のクセを手放そう。
だって、旦那が不倫したのは、旦那とその相手の問題で、私が悪かったからでも、私に魅力がなかったからでもないよ。
悲しんでしまうのは、仕方ない。本当に苦しかったよね。悲しかったよね。
裏切られたけど、仕方ないじゃん。だって、私がこの経験をするために、自分でその状況を創り出したらしいしね。
まだ理解できんけど。
そう考えると、少しずつ頭が冷えてきた。
良かったぁ。
さ、寝よう。