私は大切な人をなくしたんだな。
大切なのに、簡単に放棄してしまったんだね。
あの時、よく考えたし、そんなのでなくすはずもないっていう小さな甘えで。
そんな見えもしない甘え、通用するはずない。
ほんとに最低かもね。
ほんとに。
友達だからって言っておいて。
そんな酷いことしたのに頼りたいって思った。
今すぐ目の前に居てくれないかなって思った。
異性として好きとか、そんなんじゃなくて、心から、人間として、好きだと思った。
今更なのにね。
ふたりの関係に絶対に恋愛感情があるわけない。
わたしはそう信じてる。
だからなんでも話せるし、なんでも相談したし、説教されたし、だからもう迷惑かけないと思ったし。
他の人に頼ろうと思ったけど、違うと思った。
違う。
違った。
怒ってくれて、反対の意見出してくれて、なのに味方は彼しかいないのに。
なのに簡単に、私は切ったね。
切った後も怒ってくれたけど、私は我を貫いてまた切った。
なのに、会いたいって思った。
でももう頼れないし、頼る術もない。
諦めよう。
なんか、うまくいかないね。
がんばろ。