一番好きなロックバンドは、ザ・スミス | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

今日も、ロックについて語ろうと思う。

なんと言っても一番はスミス。モリッシーのソロじゃ全くダメ。別物だね。高校時代、むしろアズテックカメラにハマってた自分は、スミスって海の向こう(と言うか、イギリスだけだけど)の方は、コッチの方が人気あるらしいってことで、今は亡き、レンタルレコード屋に行ってファーストをレンタル。

ザ・スミス/ダブリューイーエー・ジャパン

¥1,835
Amazon.co.jp


オビには、25年ぶりの大物バンド、つまりレコード会社は、ビートルズ以来という事を言いたかったんだろうけど、これも全く別物。バンドの立ち位置。全然違うよね。

この時はピンと来なかったけど、目覚めたのは、ハットフルホロウから。

Hatful of Hollow (Remastered)/Smiths

¥1,919
Amazon.co.jp

ロックはカッコ。これは今でも変わってないと思う。ビジュアル系なんて言葉もあるし。。。

だけど、カッコ悪さをウリにしたバンドは、古今東西スミスぐらいではないか?

自分の惨めな姿をさらけ出して、こんなに受けちゃうって、さすがイギリスだなと思う。アメリカじゃ、これはムリだなって思う。そこが何ともイギリス的で好きなんだよね。

スティルイルなんか聴いてると、ああ、マンチェスターのセピア色の工業都市のグレイな空の下、鉄橋の下でキスをしたなんて、ほんと、曲と歌詞がマッチした名曲。

英語のできない自分でも、このバンドだけは、英語の歌詞のままで、その光景がイメージできてしまう。

バック トゥザオールドハウス、これなんて、引きこもりシャイ少年そのまま。

マーはスミス以外では全く鳴かず飛ばずだけど、、なんて美しいギターを弾いてくれたんだろうと思う。

特に圧巻は、サッファーリトル チルドレン。スミスの中で一番好きな曲。これほど美しく、せつなく、恐ろしい曲はない。

是非聴いて欲しい。