今日も、ロックについて語ろうと思う。
なんと言っても一番はスミス。モリッシーのソロじゃ全くダメ。別物だね。高校時代、むしろアズテックカメラにハマってた自分は、スミスって海の向こう(と言うか、イギリスだけだけど)の方は、コッチの方が人気あるらしいってことで、今は亡き、レンタルレコード屋に行ってファーストをレンタル。
ザ・スミス/ダブリューイーエー・ジャパン
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オビには、25年ぶりの大物バンド、つまりレコード会社は、ビートルズ以来という事を言いたかったんだろうけど、これも全く別物。バンドの立ち位置。全然違うよね。
この時はピンと来なかったけど、目覚めたのは、ハットフルホロウから。
Hatful of Hollow (Remastered)/Smiths
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ロックはカッコ。これは今でも変わってないと思う。ビジュアル系なんて言葉もあるし。。。
だけど、カッコ悪さをウリにしたバンドは、古今東西スミスぐらいではないか?
自分の惨めな姿をさらけ出して、こんなに受けちゃうって、さすがイギリスだなと思う。アメリカじゃ、これはムリだなって思う。そこが何ともイギリス的で好きなんだよね。
スティルイルなんか聴いてると、ああ、マンチェスターのセピア色の工業都市のグレイな空の下、鉄橋の下でキスをしたなんて、ほんと、曲と歌詞がマッチした名曲。
英語のできない自分でも、このバンドだけは、英語の歌詞のままで、その光景がイメージできてしまう。
バック トゥザオールドハウス、これなんて、引きこもりシャイ少年そのまま。
マーはスミス以外では全く鳴かず飛ばずだけど、、なんて美しいギターを弾いてくれたんだろうと思う。
特に圧巻は、サッファーリトル チルドレン。スミスの中で一番好きな曲。これほど美しく、せつなく、恐ろしい曲はない。
是非聴いて欲しい。