日本製の製品の質は得てして良いものが多いことは、世界中で知られているし、私だって出来れば質の良いものを使いたい。

でも、最近は中国製でも質の良いものだってたくさんあるし、日本で中国製のものを買って、とてつもなくガッカリした経験はここ最近あまりない。（100均とか中国製ばっかだけど、良いものたくさんあるよね）

でもそれは、日本向けに作られている中国製だからということを海外に居るとしばしば実感する。

ブルキナファソにいた時、電気湯沸しケトルを買った。その名も「TOKYO」。

一見、日本製かと惑わされるようなネーミングのケトルのお値段はもちろん、大変お求め安かった。元フランス領ブルキナで高級家電として君臨するティファールと比べたら雲泥の差だった。（どれくらいかは忘れたけど。）

しっかりとお店で動作確認もし、家でワクワクお湯を沸かそうとスイッチを入れた。

なんと！！！

３秒後ブレーカーが落ちた。

およよ。。。と思ってブレーカーを上げ、再チャレンジ。

再び３秒で落ちた。契約アンペアを超えているのかと思い、試しに家中の電気を消し、家中の家電製品のコードを抜いて、再チャレンジしてみた。

もちろん、３秒で真っ暗闇に家は包まれた。（夜だった。）

家中の電気と冷蔵庫、PC、携帯充電、でかいスピーカー、天井付きファン、扇風機の合計電気消費量＜たった一つの中国製湯沸しケトル

（ちなみにその時住んでいた家は、３LDKだった。でも日本の家と違い電気は少なめだから契約アンペアは確か20アンペアしかなかったような気がする。でも全ての電気と家電を一緒に使っても、ブレーカー落ちたことなかった）

なんたる差。ちなみに冷蔵庫はSHARPだった。

買うときに、中国製は半額くらい安いけど電気代がとんでもないことになると言われてたのでSHARPにした。ケトルでこれだけ電気を食うんじゃ、冷蔵庫はいかほどだったのか。

結局ケトルは、契約アンペア数が全然違う大きな総合病院内に住む人にもらわれていった。わたしゃ無駄金を払ったとさ。

なぜ、こんな話を思い出したかと言いますと今いるエチオピアで同じような目にあったのです。

こちら、一見すると大変普通のポストイット。

なんと！貼ってはがせるがウリのはずの付箋がガチガチにくっついているじゃーありませんか。あーびっくりした。

きちんと包装されてて、買って使うまではまったく違和感なし。

書いて、いざ剥がそうとしたら、剥がれまてん！！

なんなら、普通の糊じゃなくて、接着剤で固めたの？って思うレベル。

無理に剥いだらビリビリになりまして、二度とくっつくことはございませんでした。

ちゃんちゃん。

ローカルスタッフは、こーゆーことは良くあるから見極めるのが大変だと言っていた。

でも、こんなの見極めようもないよね。使わなわからんもの。

そんなこんなで、エチオピアにやってまいりましたので

何となく久々にブログ更新。

開発コンサルタントとして、ヨチヨチとキャリアを歩み始め

あっという間に２年経過し、その間パプアニューギニア、バングラデシュ、モロッコ、ラオスでお仕事させて頂く機会に恵まれました。

今回は初めての東アフリカ！そしてやっと希望の分野農業・農村開発からみのお仕事です。

ブログは更新するかわかりませんが、仕事は頑張ります。

Made in Chinaの洗礼