僕には6つ上の兄、4つ上の姉がおり

三兄弟の末っ子にあたるのが僕です。

みんなそれぞれゲーム好きでしたから、家にはそれなりの数のゲームソフトがありました。

うちのスーファミソフトなんかは観音開きの扉を開けてソフトを収納する専用のケースがありまして

ソフトが30本くらい入る立派なニンテンドーブランドのすげぇやつです

兄弟3人分ですからそれなりですね

なので割と昔からゲームに関してはそれなりに充実した人生を送ってきたかもしれないです


しかしですね


上の兄姉がいる人にはお分かりでしょう

何かと子供の頃はというと

こう…いいように使われるといいますか…笑

パシリのような関係にあるといっても過言じゃないんですねぇ…


特に僕は兄に対しては絶対でした

なにせ6つ上でしたから、単純に僕が小学校に入学すれば向こうは中1…

物心付きはじめたガキンチョと反抗期バリバリの不良まがいの兄…(兄は厳密には不良ではなかったかもしれませんが家にはしげの先生のバリバリ伝説とgooバイクがありました)

そうなると自然と僕が誕生日などにリクエストするゲームは、兄の意見が重視されます。

もちろん自分が選んだゲームがつまらないことも多く、ある程度信頼があったのも事実です。(特に兄ソフトで神がかっていたドラゴンクエストや餓狼伝説、ドラゴンボール超武道伝などはかなりの影響をあたえています)


そんな中、呪縛から解き放たれるように選んだのがタイトルにもありますスーパーマリオRPGだったんですね。

僕はこのゲームのCMを一目みた瞬間からほしくてほしくてたまらなくなったのを覚えています。

あのパックンフラワー達の小気味の良い歌と掛け合い…

ダメ押しのあのセリフ…スーパーファミコンが4000円安くなるクーポン付き!!!!w


子供ってあの手のCM大好きですよね?クラスでも、もちろん話題にあがっておりまして


今年はどんなことがあってもアレにする!!と息巻いていたのを覚えています。


そうしてやってきた件のソフトは僕に忘れられない思い出をたくさんくれました。

マリオをはじめマロ、ジーノといったオリジナルキャラに

ピーチやクッパまで仲間になるんですからもうたまりまへん!!笑


ストーリーもコミカルかつ人々の願いをテーマに心温まるシーンが盛り沢山。まさに笑いあり涙ありの物語でした。

そしてなんといってもジーノの格好よさ

僕は全ての高品質そうびを彼へ注ぎ込みましたし、パーティ加入時からエンディングまでバトルキャラクターから外したことは一度もありません。

このゲーム大体20時間もあればクリアできるんでもう何度も繰り返しプレイしましたが

キラピカ軍団からジーノが外れることはただの一度もありませんでした。

そしてそれはこれからもだと思います。

これまで色んなRPGをプレイしてきましたが、このゲームよりやり込んだゲームは僕史上無いです。

つい先日もバーチャルコンソールでプレイしクリアしていますしね笑


色々と癖のあるゲームやアクションなどプレイし少し疲れた時に、スッとポカリスエットばりに浸透してくるRPGなのにどこか優しさのある、そんなゲームだと僕は思います。

未プレイの方は是非おすすめします。





光と音のRPGといえば?

僕にとっての記念すべきプレステ初ソフトはアークザラッドⅡだった。

出会いは幼馴染みの女の子がプレイしていたのを横で見ていたところから。

この幼馴染みとはよく遊んでおり、年上のお姉さんがいることから家にあるゲームは少し大人びたものが多かった。

スーファミ、64が現役だった自分にとって新しいゲームの扉を開けさせてくれた空間だった。

バストアムーブ、アクアノートの休日、ヴァンダルハーツ、ビートマニア、ストリートファイターゼロetc…

コロコロコミックやおはスタが主な情報源だった小3の少年キラピカにとってそこは少し周りに背伸びができるオトナの社交場のような場所だったのである。

その中でもとりわけその子がハマってプレイしていたのがアークザラッドⅡ

物語途中からの観戦だったんで、なんだかよくわからないけれど、まるっこくてポップなキャラクター達がまぁ喋ること喋ること

ボイス付きのゲームはニンテンドー64くらいからそれなりにあったかと思うのでそこまで気にはしていなかったけど(余談ですが僕は64のドラえもん3つの精霊石でジャイアンが高所から落下していくときに泣き叫ぶ声がトラウマです)

魔法や必殺技を使うと

トータルヒーーーリングーーーッ!!
ピュワーーーーン
なんかスーモの青い版みたいなやつが降ってきて光が刺す

レベルアップすると

ムキムキッ!
強くなったのね!?
炎よ俺の力になれ!!


などなど個性豊かなキャラクター達は我先にと言わんばかりに喋りだし

エフェクトたっぷりの必殺技は画面所狭しと繰り広げられる

まさに光と音のRPGでした。

あとこのゲームね、痺れるくらい戦闘曲がかっこよくて今でも通勤の時に聴いてるくらい好き。

僕は2からはじめて姉が1を買って、ハマって3を姉がかってよく2人でプレイしていたもんです。

しかしながらです

このゲームね




ちゃんと考えて育てないとラスボスで必ず詰みます…



後半から敵の強さが異様に上がるけれど、フリーバトルエリアの少なさから強敵に躓くみたいなことが多発します。




当時はガッチガチにレベルアップしてからストーリーを進める超慎重派だったので


レベルアップしたいのにもう引き返せねぇよ!!

みたいになってなげてました笑


さらに異様にボリューム感のあるゲームなので1からやりなおす気力もなく…


結局26才になったあたりでPSビータでダウンロードしてクリアしました。

キツかった笑


それでも人生の中でベスト10に入るゲームです。

続編が出るのを密かに楽しみにしてますよソニーさん